コロナウイルスが世界中で大きな問題になっている今、日本でも厚生労働省が感染リスクとその拡大を防ぐために企業に対してテレワーク・在宅ワークを推奨しています。このような状況を受けて多くの企業がWEB会議システムの採用を進めています。現在、社内に導入を検討している方も多いかと思います。
テレワークへの切り替え後に業務効率を維持・更に向上するためには、自社のニーズにしっかり応えるWEB会議システムを見つけることが必須です。今回の記事ではWEB会議の基本と特徴の説明に加えて、お勧めのサービスまでを詳しくご紹介していますので、ぜひご参考になさってください。
WEB会議システムとは
WEB会議システムとは、インターネットを通じて遠隔拠点と音声と映像・チャットのやり取りや、資料共有等を行うことができるコミュニケーションツールです。従来は高コストで使用できる場所などに制限がありましたが、ネットが普及している現在ではネットに繋がっている環境であればパソコン、スマホなどからどこでも簡単にWEB会議を行うことができるようになりました。
WEBカメラやマイク、ヘッドセットなどの機器を揃えるだけで、複雑な設定なども必要なく利用を始められる手軽さと、低コストで導入できる負担の少なさが特徴のツールです。
WEB会議とテレビ会議との違い
WEB会議とテレビ会議の違いが何か?よく似たサービスなので何が違うのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
一言でいうと
WEB会議:低コスト導入で、どこからでも気軽に発信できる
テレビ会議:高コスト導入で、設備を設置した部屋同士で会議を行う
となります。
◆WEB会議の特徴
WEB会議はネット環境があればPCやスマホで行える手軽さが特徴です。各人のデバイスを使うため比較的小規模な打ち合わせ等に使われます。ネットで全て完結するため、ツールのアップデートも自動で行われます。
◆テレビ会議の特徴
テレビ会議では設備を整えた会議室同士のやり取りとなるため、大人数での中~大規模会議に向いています。実際に設備を投資するため導入費用が高額になりますが、その分音声や画質などは優れており、重要な会議の場でも遜色ないツールだと言えるでしょう。
WEB会議システムの機能紹介
機能 | 説明 |
アプリ共有 | エクセルやワード、WEBファイルなどの資料共有 |
ホワイトボード | 図形・テキストのフリーハンド書き込み |
録画録音 | 会議上でのやりとりを録画・録音 |
メディア再生 | 映像や音声ファイルをリアルタイムで配信 |
招待メール | URLをクリックで会議に参加 |
文字チャット | 会議と同時にテキストのやりとり |
コール機能 | コールセンターやサポートセンターへの呼び出し |
WEB会議システムのメリット4つ
① 導入コストが安く気軽に始められる
専用の機器等は必要なく、WEBカメラ、マイク、ヘッドセットとPCやスマホなどのデバイス、ネット環境があればすぐに始められることがWEB会議の一番の魅力です。導入に掛かる費用が安いだけでなく、オンラインサービスなのでアップデートなども自動で行われ、自社で管理する必要もありません。
② 場所を選ばず利用できる
ネットに繋がっているスマホやノートPCなら、いつでも場所を選ばず会議を開くことができます。忙しい時間内で小規模の打ち合わせを行いたいときなどにも手軽に会議を開くことができ、また緊急の情報伝達もスムーズに行えます。
③ 移動の時間と費用が掛からない
これまでは会議を行うためには特定の場所に参加者全員が集まる必要がありましたが、WEB会議ではどこにいても会議に参加できるため、会議を開くための移動費やそれに伴う移動時間が不要になりました。純粋に会議のみに時間を充てられるため、WEB会議ではコストカットと共に業務の効率化が可能になります。
④ より円滑なコミュニケーションができる
WEB会議では参加者同士の表情と声色を確認しながら会議を行うことができるため、文字や音声だけのやりとりに比べ、よりスムーズな意思疎通が可能です。更に会議中に全員が同じ資料を確認しながら進めることができます。このためミスコミュニケーションを起こしにくく、無駄のない円滑な会議を行うことができます。
WEB会議システムのデメリット
・ネットを介するため、品質と安全性が問われる
WEB会議はその性質上、実際に対面で行う会議と異なりネットの通信速度や端末によって音質・画質などのクオリティが下がる可能性があります。また、インターネットを介して会議を行うため、会議の内容が外部に流出しないようセキュリティ対策も必須となります。
・有料版によっては費用がかさむ可能性も
有料版WEB会議は、周辺機器だけでなく初期費用・月額使用料金が発生するので導入の際に注意をする必要があります。また値段のみで無料版を選んでしまうと、セキュリティやサポート体制などに十分なサービスを見込めない可能性もあるので、よく確認しなければいけません。
WEB会議システムを選ぶポイント4つ
1.会議の参加者数を想定して考える
最大会議参加人数は、サービスやプラン内容によって異なります。研修やセミナー等にWEB会議を導入する企業の場合は、かなりの人数に対応したサービスを選ばなければなりません。導入する前にはまず自社でどういった目的で使うのか、それに伴う会議参加人数を想定した上でサービスを選ぶと失敗が少ないでしょう。
2.セキュリティ対策で比較する
ネットを介した会議では、外部に情報が漏洩する・第三者による不正アクセスが起きるといったリスクもあります。大切な会議内容とその資料データを安全に保護するためにも、アクセス制限やデータの暗号化など万全のセキュリティ対策を取っているシステムを選ぶと安心です。
3.安定した通信が可能か確認する
インターネットを介して行うWEB会議は、その性質上、通信の安定性が会議の質に大きく影響を与えることになります。回線状況や会議の接続人数によってフリーズや映像・音声のズレが発生すると会議の進行を妨げてしまいます。サービスによっては、通信の不安定な環境下でも安定した通信を維持するものもあるので、導入するには通信性能の確認が必須です。
4.サポート体制を確認する
WEB会議導入後、利用中に問題が発生した時のために、しっかりとしたサポートをしてくれるかも大切なポイントです。特に初めてサービスを利用する場合は、丁寧にわかりやすく操作などのフォローをしてくれるWEB会議サービスであれば使いやすいでしょう。
特におすすめのWEB会議・テレビ会議システム4選
1.U ミーティング
https://u.cyberlink.com/products/umeeting?hl=ja
特徴
「U(ユー)ミーティング」は初期費用が不要なマルチデバイス対応のWEB会議システムです。誰でも迷わず使えるインターフェースなのでパソコン操作が不慣れな人でもスマホ感覚で利用ができます。高品質な映像と音声、発言者に合わせた自動の画面切り替え機能で複数拠点会議をスムーズに行うことが可能。Uミーティングを持っていない外部の者でもブラウザからゲスト参加ができ、それぞれのミーティングにパスワード設定を加えることによって安心して重要な会議を行えます。
またPrefectCamサービスを導入すれば突然のビデオ会議の場合でもノーメイクの女性が一瞬でビジネスライクな見た目に適用できる「バーチャルメイク」や、プライバシー保護のために人物以外の背景をぼかすことのできるAI技術の「背景ぼかし」など、便利で独創的な機能搭載でWEB会議ならではの問題も解決します。
ポイント
・高い音声品質で、国内外問わず音声の聞き取りずらさを解消
・会議中の録画の実施可否を設定可能
・PerfectCamで会議向きでない見た目や周辺環境のなどを解決できる
料金プラン
プラン | ベーシック | 法人プラン |
料金 | 無料 | 要問合せ |
参加者数/回 | 25名以下 | 100名以下 |
内容 | 30分以内/回 | 24時間以内/回 法人管理ツール PerfectCam ミーティング分析 エンドツーエンド暗号化 など |
※法人プランは2種類あり、要問合せ
2.Remote Meeting(リモートミーティング)
https://www.remotemeeting.com/ja/home
特徴
「RemoteMeeting」は簡単な操作でいつでも誰でもすぐに使えるクラウド基盤のWEB会議ソリューションです。面倒なインストールは不要で、WEBブラウザからHD画質とクリアな音声でWEB会議を行うことができます。ラウンジから会議室を選択するだけで簡単に会議を始められ、画面共有を使えば専門的な分野の協業もでき、議事録機能でリアルタイムに会議の要点を整理・共有することが可能です。
会議への招待もスムーズなので、初めてリモートミーティングを利用する取引先でも問題なく会議に参加することができます。ドキュメント共有機能なら共有したドキュメント上でレーザーポインターを使って説明箇所の協調が可能で、参加者同士で資料に書き込みも可能なため、共同作業にも最適です。また進行役モードで参加者の多い会議の発言権を進行役がコントロールできるため、会議を円滑に進めることもでき安心です。大人数での会議や複数での共同作業、取引先との遠隔でのやり取りを考えている方に特に使いやすいサービスです。
ポイント
・リモコンのOKボタンを押すだけですぐに会議に参加できる
・会議の利用データ確認機能で時間や回数の振り返りが可能
・発言者の自動抽出でスムーズな会議進行を実現
料金プラン
プラン | ベーシック (従量制) |
ID課金 (定額制) |
初期費用 | 0円 | |
課金方法 | 後払い・月額 | 前払い・月額 |
契約期間 | 無し | 無し・1年 |
会議時間 | 使用時間に応じて課金 | 無制限 |
同時開設会議数 | 無制限 | ID数 |
ユーザー登録 | 無制限 | ID数 |
特徴 | 導入・利用停止が簡単 ルーム・ID数無制限で誰でもいつでも会議開設が可能 |
必要なユーザー数に合わせて導入 時間制限がない |
プラン詳細 | 29円/分 | ID課金 |
3.Live On(ライブオン)
特徴
「Live On」は簡単・手軽に始められるWEB会議・テレビ会議システムです。直感的なインターフェイスで面倒な操作は一切不要、ブラウザや会議招集メールから簡単にログインと会議の開催ができます。音切れと音声遅延を極力回避する独自の自動帯域制御機能や、ジッタバッファ制御機能を採用し、軽快な動画映像と32KHzのクリアな高音声のWEB会議を開催することができます。
また搭載した独自の圧縮技術で、多拠点接続や回線状況の悪い海外などでも途切れや遅延が圧倒的に少ないのが特徴です。複数の会議を同時に開催することができるため、必要に応じて柔軟にサービスを利用できます。
通信は米国の標準規格であるAESによって暗号化されており、独自の通信規約で強固なセキュリティ対策を行っているので安心です。海外拠点からの利用者のために英語と中国語にも対応しています。高品質な会議と高い安全性を求める方、通信の不安定な状況でのやりとりが予想される場合などに心強いサービスです。
ポイント
・高品質で高機能、簡単に操作可能
・音声遅延と音切れを防ぐ高度な独自技術を採用している
・AESと独自プロトコルによる万全なセキュリティ
料金プラン
プラン | ASP版(クラウド/SaaS型) | イントラパック版(オンプレミス型) |
特徴 | サーバー等の設備投資が不要で、申込した直後から利用可能 | 自社のネットワークなどにサーバーを構築。自社専用システムなのでカスタマイズ可能 |
こんな方におすすめ | ・簡単手軽に利用したい ・サーバー等設備投資や管理をしたくない ・月額制の安価な運用コストで利用したい |
・より安全な環境で利用したい ・導入ライセンス数の規模が大きい ・自社に合わせたカスタマイズをしたい |
料金1 | 初期費用 78,000円 |
サーバーソフト 1,000,000円 |
料金2 | 月額3,000円 | クライアントソフトライセンス 78,000円/1ライセンス |
4.Loop Gate(ループゲイト)
特徴
「Loop Gate」はシリーズ累計2,400社が導入している、日本人のために国内開発されたテレビ会議システムです。専用機タイプの強みであるハイレベル画質・音質を実現しながら、シンプルな設計で誰でもワンタッチで簡単に利用することができます。その上で画面共有や分割といった機能も備わっており、3秒ほどで繋がるスピーディーな接続性を維持しています。
サポート体制も万全で、経験豊富な技術スタッフが直接対応。速やかにわかりやすい案内でトラブルを解決するため安心してサービスを利用することができます。更に自社が運用している専用サーバーの使用で通信回線を圧迫せずに快適に接続でき、高額なサーバーの導入や運用コストもかかりません。安定したクオリティと接続、手厚いサポートを求める方におすすめのサービスです。
ポイント
・同時間帯で複数会議の開催が可能
・暗号化通信でデータの盗聴を防止
・モニターに繋ぐだけの簡単セッティング
料金プラン
通信プラン | ダイレクトネット | ミーティングネット |
最大接続 | 4地点 | 無制限 |
内容 | 電話によるテクニカルサポート クロスセンドバッグ保守 ソフトウェアバージョンアップ IPアドレス解決サービス |
|
料金 | 要問合せ |
※ほか、閉塞網プラン、オンプレミスプラン等もあるので要問合せ
多数でのミーティングにぴったりのWEB会議システム3選
1. Fresh Voice(フレッシュボイス)
特徴
「FreshVoice」は誰でも簡単に、すぐWEB会議が開催できるというコンセプトのもと、3クリックだけで会議が開催できる高セキュリティWEB会議システムです。iPhoneやiPadにも対応しており、最大で200拠点を同時接続することができます。クラウドタイプ、オンプレミスタイプの2種類からサービスを選ぶことが可能。クラウドタイプでは手軽に多拠点にWEB会議システムが導入でき、オンプレミスタイプでは銀行・保険・省庁などでも利用される高いセキュリティ対策が特徴です。
国内導入実績は4,000社以上を超え、官公庁から教育機関まで実績を重視する多拠点WEB会議システムとして選ばれています。実際のサービス利用中のトラブルなどにはサポートデスクがしっかりと対応するため、初めての導入で不安がある方にも安心です。多拠点の接続先表示を得意としているため、大規模なWEB会議をしたい方に最適のサービスです。
ポイント
・最大200拠点同時接続が可能(フラットプランのみ)
・契約範囲内なら複数会議の開催ができる
料金プラン
同時接続可能端末数 | リミット10 (10時間/月) |
リミット20 (20時間/月) |
フラット (無制限) |
2 | 15,000円 | 25,000円 | 18,000円 |
3 | 27,000円 | ||
4 | 36,000円 | ||
5 | 45,000円 | ||
6 | 30,000円 | 50,000円 | 52,000円 |
7 | 59,000円 | ||
8 | 66,000円 | ||
9 | 73,000円 | ||
10 | 80,000円 |
※リミット10、リミット20は従量課金プラン
設定時間を超えての利用は70円/分の超過料金が発生する
2.V-CUBEミーティング
https://jp.vcube.com/service/meeting
特徴
「V-CUBEミーティング」はWEB会議のクラウド市場でシェアNo.1を達成したクラウド型システムです。パソコンやモバイル等様々な環境で使用できるHD対応の映像と高い接続性を維持し、世界最高品質の映像音声技術の採用で、テレビ会議システムにも劣らない高クオリティな会議を行うことができます。誰にでも使いやすいインターフェイスを備えているほか、ネット環境があれば国内外の多数の拠点との会議開催も可能で、サービスの多言語対応や英語サポートも充実しており、例えば外国語でのWEB会議でも最新の音声認識技術と自動翻訳技術のサポートを受けることができます。
またテレビ会議システム「Polycom HDX」シリーズや固定電話・携帯電話との接続も可能なので、テレビ会議システムやインターネット環境のない拠点とも会議が可能という点が大きな特徴です。海外拠点や外国人との会議、ネット環境のない相手との会議を行うことを想定している場合にぴったりのWEB会議システムです。
ポイント
・WebRTC対応で専用アプリ不要で会議に参加可能
・音声認識・自動翻訳技術で外国語会議をリアルタイムに理解できる
・利用シーンに合わせてデザインやアプリ連携などカスタマイズ可能
料金プラン
プラン | ベーシック | プロ | V-CUBE One |
料金 | 2,000円 | 2,700円 | 要問合せ |
説明 | コストを抑えながら充分なWEB会議の機能を備えたスモールパッケージ | スケールアップに対応し、管理機能やセキュリティを強化したプロプラン | WEB会議の機能全てと様々なV-CUBEサービスを連携利用 |
機能 | 10GBストレージ 9IDまで自由に契約 最大入室数50人 会議への招待 画面共有 チャット アンケート |
ベーシックの全機能 + 30IDまで自由に契約 録画機能 会議室の一括設定 IPアドレス制限 |
ベーシックの全機能 + 無制限の契約ID数 電話会議での会議参加 テレビ会議との接続 録画機能 IPアドレス制限 |
無料トライアル:30日間
3.jinjerミーティング
特徴
「jinjerミーティング」は無駄を削減し、業務効率を格段にアップできるWEB会議システムです。スマホやタブレット対応でどこからでも簡単にアクセスでき、インストールも不要で、会議ルームへはURLの1クリックで参加できます。
画面共有や資料共有、ルーム内チャットやホワイトボードなどの多彩な機能を活用することで、実際に会っているのと変わらないスムーズさでWEB会議を進めることができます。また、議事録メモや共有資料のダウンロードなどを利用して、会議内容を簡単に記録・管理することが可能。また導入から操作方法までをしっかりとサポートし、活用の支援をするので、安心して導入することができます。
ポイント
・インストール不要
・URLクリックで簡単会議参加
料金プラン
初期費用 | 月額費用 | 無料お試し期間 |
200,000円 | 1ID 1,500円 | 7日間 |
小規模ミーティングにぴったりのWEB会議システム2選
1.desknet's NEO(デスクネッツ ネオ)
特徴
「desknet's NEO」は415万人が利用中の、生産性を向上させる誰もが使えるグループウェアです。数名から数万名規模まで幅広く対応し、あらゆる業種で使える機能が標準搭載されています。新機能であるWEB会議システムは、グループウェアの利用者全員がいつでも手軽に会議を開くことができ、ユーザーアカウントは共通のため追加のユーザー管理は不要です。
会議の開催はスケジュール機能から予約をするだけ、参加者はスケジュールから参加ボタンをクリックするだけですぐに会議に参加することができます。1会議室に最大5アカウントまで同時参加が可能。画面共有やレイアウト切り替え、ファイル共有やチャット等の機能でより円滑に会議を行うことができます。
音声・映像データ配信にはWebRTC技術を採用し、ブラウザとWEBカメラのみの低コストで、高画質な映像配信と遅延のないクリアな音声配信が可能です。小規模でのWEB会議で、併せて低コストにグループウェアの導入も検討している方にぴったりのサービスです。
ポイント
・グループウェア上でWEB会議が開ける
・ユーザーアカウントの共有により追加のユーザー管理が不要
・WebRTC技術で高品質な映像音声の配信ができる
料金プラン
【クラウド版】
初期費用:0円
月額:400円/ユーザー
【パッケージ版】
5ユーザー:39,800円
10ユーザー:64,300円
30ユーザー:137,600円
50ユーザー:198,000円
100ユーザー:378,000円
無料トライアル:30日間
2.BIZMEE(ビズミー)
特徴
「BIZMEE」はWebRTCで構築された無料のWEB会議サービスです。ソフトやプラグインのインストール、会員登録などの面倒な手続きは一切不要。会議室を準備してURLを相手に伝えるだけですぐに誰とでもミーティングが開始できます。BIZMEEはネットワーク上で端末間を交互に直接接続してデータを送受信するP2P通信方式によって、特定の利用者間のみで音声通話や映像、メッセージの送受信を行います。
サーバーを経由せずにブラウザ間での通信となるため、本サービス内での通信内容や映像・テキストメッセージ等は収集されないという特徴があります。基本料金や初期費用も一切掛からない完全無料のサービスで、既存のブラウザを使えば誰でもすぐに利用することができます。高品質な通話とホワイトボード・議事録の共有が可能で、また会議室の入室制限もできるなど、無料ながらしっかりとしたサービスです。1会議当たりの想定人数は3,4人程度なので、少人数で会議を行いたい、とりあえずWEB会議を試してみたいという方に丁度良いでしょう。
ポイント
・会議室のロックで入室の制限も可能
・資料共有機能でリアルな会議室を再現できる
・初期費用や料金は一切かからない無料のサービス
料金プラン
完全無料
世界規模で使われている人気のWEB会議システム2選
1.Zoom(ズーム)
https://zoom.us/jp-jp/meetings.html
特徴
WEB会議システムの「Zoom」は、UberやJAL、クックパッドなどの有名企業をはじめとして、世界中で75万もの企業によって導入されています。どのデバイスでも会議の開始や参加をすることができ、最大で1,000人が会議に入室可能です。会議参加者はメールに記載されたIDをクリックするだけで会議に参加することができるため、ライセンスやアカウント登録をする必要がなく気軽に利用することができます。
内容はローカルまたはクラウド上で自動保存できる機能があるため、会議後の振り返りや共有に有効活用が可能。セキュリティ対策もしっかり取られており、特定ユーザーのみ参加制限を設けることができるほか、指定ユーザーの退出処理や会議室の鍵かけ、更にエンドツーエンドでコンテンツの暗号化することで安全性を保ちます。
無料版と有料版のプランがあり、値段によっても細かな機能の差は色々とありますが、従業員が少ない企業であれば無料版でも十分問題なく利用することができます。まずは無料版を利用してみて、機能を更に充実させたい場合に有料版を検討すると良いでしょう。
ポイント
・無料版でも充実したサービスを受けることができる
・音声・画像ともに高品質で通信も他社に比べ安定している
・会議参加者の選定・退去指示や会議室に鍵かけが可能
料金プラン
プラン | 基本 パーソナルミーティング |
プロ 小規模チーム 10名~ |
ビジネス 中小企業 50名~ |
月額料金 | 無料/ホスト | 2,000円/ホスト | 2,700円/ホスト |
機能 | 最大参加者人数100人 1対1会議は無制限 最長40分のグループ会議 会議数無制限 オンラインサポート ビデオ会議 ウェブ会議 その他 |
基本の全機能 + 最長24時間の会議 ユーザー管理 管理者機能制限 使用状況チェック IDのカスタム 会議データ記録 その他 |
プロの全機能 + 最大参加者人数300人 管理用ダッシュボード URLカスタマイズ シングルサインオン 招待メールカスタム 自動文字起こし その他 |
2.Cisco WebEx Meetings(シスコウェブエックスミーティングス)
https://www.cisco.com/c/ja_jp/products/
特徴
「Cisco WebEx Meetings」は毎月1億13,000万人が利用している、コミュニケーションに特化した世界シェアNo.1のWEB会議システムです。チャットやビデオ・音声会議、資料共有やホワイトボードなどコミュニケーションに必要な機能がオールインワンになっており、社内外問わず快適かつ安全な利用が可能。より直感的に操作できるUIのもと、PCやモバイルなどのデバイスからダウンロードやプラグイン不要で簡単に会議へ参加でき、業務の効率化を図ります。
また世界中に配置したデータセンターを超広帯域の専用回線で接続することで、高いパフォーマンスと高可用性を実現しています。さらに業界初のデータと通信を2重で暗号化することで高い安全性を備え、専門知識に基づいて構築された様々なセキュリティ対策によって安全安心なWEB会議を提供します。
ポイント
・出先からでも簡単にスケジュール設定できる
・背景雑音検出技術でノイズを自動検出
・会議ルームのロックで、機密を確保した打ち合わせが可能
料金プラン
プラン名 | 無料 (個人) |
スターター 小規模チーム |
プラス 中規模チーム |
ビジネス 大規模チーム |
月額料金 | 0円/ホスト | 1,490円/ホスト | 1,980円/ホスト | 2,980円/ホスト |
参加人数 | 100人 | 50人 | 100人 | 200人 |
内容 | 1GBストレージ ビデオ会議機能 チームコレボレーション機能 モバイル機能 セキュリティ機能 24時間までの無制限の会議 |
無料の全機能 + 5GBストレージ 音声会議用コールイン 録音内容文字変換機能 アプリ・ファイル共有 平日9時~17時対応 など |
スターターの全機能 + 代替ホスト割り当て機能 他ユーザーによる会議設定機能 管理ポータル 分析機能 24時間365日対応 など |
プラスの全機能 + 10GBストレージ ブランディングとカスタマイズ シングルサインオン マイクロソフトエクスチェンジ等との同期など |
無料トライアル:1か月間
※年間プラン購入なら4か月間無料で利用可能
オンライン商談に最適・使いやすいWEB会議システム2選
1.ベルフェイス
特徴
「ベルフェイス」とはオンライン商談の為に開発された、営業に特化したWEB会議システムです。無料ツールとは異なり、営業特化ならではの便利な機能を多数搭載しています。スムーズな商談を実現するために、利用できるデバイスやブラウザは無制限、アプリのインストールは不要。営業担当者の名刺代わりのプロフィールシートを送信すれば、オンラインでもアイスブレイクが可能です。
営業マネジメントの効率化実現のため、営業担当側にのみ表示されるメモ機能で営業トークをカンニングできるほか、商談内容を録画録音して後から社内でのシェアや振り返りができます。さらに同時編集のメモ帳機能で、商談をしながらの議事録作成が可能になり、商談相手の連絡先は直接本人にメモを打ち込んでもらうことで、情報の間違いや誤認を防ぎます。
またベルフェイスの特徴として、導入後も専任のコンサル担当が確実な売り上げアップにつなげるサポートを多方面から行うため、初めて本格的なオンライン商談を導入する方でも安心してサービスを利用することができます。
ポイント
・5秒で繋がる安定した接続性
・セールスフォースとの連携で商談情報を自動記録
・導入後もコンサル担当が売り上げアップをサポート支援
料金プラン
初期費用:30万円
月額基本料金:10万円
契約期間:12か月
※基本料金で10IDまで利用可
11ID以降は1IDにつき9,000円/月
無料トライアル:資料ダウンロード後、要相談
2.Connect live(コネクト・ライブ)
https://comm.rakuten.co.jp/houjin/connectlive/
特徴
「コネクト・ライブ」は社内外問わずビジネスのあらゆるシーンで活用できる最新のクラウド型WEB会議ソリューションです。会議の主催者も参加者もソフトウェアのインストールや複雑な事前設定などをする必要なく、ブラウザのみで利用ができるためPCスキルを問わず誰とでも簡単に繋がることができます。
URLの発行後、相手にURLを通知、あとはクリックするだけの3クリックで会議に参加できるので、思い立ったらいつでもすぐ簡単に会議を開催することが可能です。利用シーンは様々で、外出や移動で忙しい営業職なら移動中や外出先で他の取引先とオンラインの商談を行ったり、ヘルプデスクの方なら画面共有機能を使って顧客のサポートをスムーズ行う、在宅ワーカーの方なら本社のコミュニケーションツールとして利用するなど、他にも多様な目的でこのコネクト・ライブを活用することができます。
セキュリティに関しても国内サーバー利用で、通信は全てHTTPSでSSL/TLSプロトコルによって暗号化されているため、WEB上での会議が不安な方でも安心して利用できるサービスです。
ポイント
・ブラウザを使って誰でも簡単に操作できる
・URLの発行、通知してクリックの3ステップですぐ会議が開ける
・営業や在宅勤務、医療や金融あらゆる分野で活用できる
料金プラン
要問合せ
無料トライアル:30日間
終わりに
今回は13種類のWEB会議・テレビ会議システムをご紹介しました。基本的な機能は同じものが多いですが、比較してみるとそれぞれに特徴や得意分野があることが感じられたのではと思います。今回ご紹介した企業の多くは、コロナウイルス対策の特別在宅勤務支援として、一定期間無償でサービス提供をしていますので、この機会を利用して実際に使い比べてみるのもよいでしょう。是非今回の記事を参考に、自社に合うサービスを探してみてください。