マイナンバー管理

2016年1月から、社会保障や税制度の効率化を高めてより公平公正な社会実現させるためマイナンバー制度がスタートしました。企業に対しては従業員のマイナンバー管理に対して適切な安全管理措置を取ることが厳しく義務付けられていますが、実際に現行の管理法でよいのか不安だったり、改めて対策方法を見直したいという担当者の方も多いのではないでしょうか。

ここではその対応策として、多くの企業が導入するマイナンバー管理システムについて詳しくご紹介します。

 

マイナンバー管理システムとは

マイナンバー制度により、国民各人が固有の番号を持つことになり税務署や社会保険等の場面で提示が義務付けられるようになりました。企業にとっても、従業員のマイナンバーの取り扱いと情報管理に対しては慎重な対応が義務付けられています。個人情報保護法に比べても、マイナンバー法では罰則が厳しく規定されています。

たとえば企業内でナンバーの不正利用が起きた場合には行為者だけでなくその企業に対しても懲役・罰金が科せられます。このように厳しく安全管理措置が求められるマイナンバー管理に対し、マイナンバー管理システムを導入することで高い安全性のもと、ペーパーレスで確実に情報を管理することが可能になります。

 

マイナンバー管理システムのメリット


・人的ミスやコストが削減できる

個人での管理では情報漏洩や紛失のリスクが高く、管理担当者は定期的に最新の情報を覚える必要があり、その引き継ぎには多くの時間と労力が掛かります。人からシステムでの管理に切り替えることで、そういった工数とリスクなくマイナンバーを管理できるようになります。

・システム管理によってペーパーレス化が実現できる

紙媒体での管理では保管の為に多くのスペースが必要になる上、紛失などの危険性も高まります。電子データとしてネット上で保管することでより長期間安全かつ省スペースで管理でき、管理の手間を大幅に省くことができます。

・収集、利用管理、破棄まで全てをシステム上で完結できる

多くのマイナンバー管理システムは収集から破棄までの全ての作業と管理をシステム上で一括で行うことができます。法律に則った正確で安全な方法で取り扱いができるため、確認漏れやミスも発生せず厳重な管理が可能になります。

 

マイナンバー管理システムのデメリット


・セキュリティは100%万全とは言えない

紙媒体での属人的な管理に比べれば、マイナンバー管理システム移行で安全性は格段に向上するのは確かです。しかしオンライン上で電子データ管理することで、ウイルスや外部からの不正アクセスといった違う脅威からデータを守る必要が出てきます。そのため、システムを導入する際には検討中のサービスがどのくらいセキュリティ対策を重視しているのかよく見極めた上で選択する必要があります。

・費用がかかる

当然ながら、システムを導入すれば毎月一定の費用が掛かるようになります。コスト削減を重要視している企業の場合は管理システムが現時点で本当に必要か、社内で安全に管理できないか確認することも必要かもしれません。とはいえ各企業はマイナンバーの厳重な管理を義務付けられているため、可能な範囲でセキュリティ対策を行う必要があるでしょう。

 

マイナンバー管理システムを選ぶポイント


1.セキュリティ対策を確認する

マイナンバーはその重要性から、個人情報保護法よりも厳しい保護法が定められており、従業員のマイナンバーを取り扱う企業は、各種の安全管理措置を講じるように義務付けられています。そのためマイナンバー管理システムを選ぶ際にはそのセキュリティ対策チェックがとても重要になります。高い安全管理などを謳う商品は多数ありますが、実際どの程度のレベル・範囲までセキュリティを強化しているか確認し、ランニングコスト、利便性、安全性のバランスを見た上で導入を検討しましょう。

2.従業員の数と会社の規模から考える

システムによっては利用を想定している企業規模が限定的な場合もあるので、こちらも注意が必要です。例えば大量のマイナンバーや関連の個人情報を一括で大量に処理管理できるサービスの場合、少人数の会社では利便性に対してコストの方が高くなることもあり得ます。少人数の利用であれば無料や定額で必要な範囲を絞った管理システムもあるので、自社の規模を想定した上で調べるとコストを抑えて自社に合うサービスが見つかります。

3.他のツールとの連携が必要か考える

マイナンバー管理システムの中には他のシステムとの連携が可能なものも多くあります(連携の会計ソフトの源泉徴収へマイナンバーの情報を入力する、など)。マイナンバー管理だけでなく他の業務システムを提供している会社も多いので、マイナンバー管理と合わせて勤怠や会計などを新しく導入したい場合は、そういった会社のサービスを利用することでより業務を効率化でき、またコストも削減することができます。反対に、既にあるその他システムを引き続き利用していく場合は、検討しているマイナンバー管理システムが連携可能かどうかを確認しておくと失敗が少ないでしょう。

 

特におすすめのマイナンバー管理システム6選

1.マネーフォワード クラウドマイナンバー


https://biz.moneyforward.com/mynumber

特徴

マネーフォワードクラウドシリーズでは、月額基本料金を支払うことで会計・確定申告・請求書・給与・経費・マイナンバーなどの全てのサービスを利用することができます。

今回ご紹介するマイナンバー管理対策システムの「マネーフォワード クラウドマイナンバー」は金融機関と同水準のセキュリティ対策でサービスを運用しています。金融機関出身者がシステムを構築しており、定期的に外部のセキュリティ評価会社からチェックを受け、セキュリティ面の改善も行っています。そのため安心安全にシステムを利用できます。他にも従業員全員に個別IDを発行でき、その権限設定によってマイナンバーにアクセスできる人、出力・印字できる人など利用者を制限することも可能です。

機能

・アクセス権の制限可能
・本人確認書類はスマホでアップロードOK
・従業員情報とマイナンバーの紐づけ管理

料金プラン

プラン名 スモールビジネス ビジネス エンタープライズ
対象 小規模の法人でお得に利用したい方 複雑な会計業務や請求書発行の多い法人の方 上場企業やIPOをご検討の企業
料金 月額3,980円
(年額35,760円)
月額5,980円
年額59,760
要問合せ

※無料お試しでビジネスプランが1か月利用可能

 

2.セキュアMyNUMBER


https://mynumbers.jp/

特徴

セキュアMyNUMBER(マイナンバー)は、マイナンバー管理者のコストと手間を省くことに着目して開発した、マイナンバーの収集・保存・運用・管理・削除の機能が備わった専用サービスです。

データの暗号化やウイルスチェックなどのセキュリティ機能だけでなく、登録に使ったデバイスからマイナンバーを抜き取るような漏洩事故に対してもしっかりとした対策を施している点が安心です。誰にでも簡単に操作できるようにシンプルでわかりやすく設計されているため、ITに慣れていない方も無理なくサービスを利用することができます。また、取引先などで登録作業に不安があるような状況を想定し、管理者が代理でマイナンバーを登録できる機能が備わっているなど、柔軟に対応できるのが特徴です。

機能

・マイナンバー漏洩防止設計
・収集対象者の扶養家族は無料で利用できる
・番号エラー自動チェック機能

料金プラン

プラン名 マイナンバー10 マイナンバー30 マイナンバー100
初期費用 10,000円 10,000円 30,000円
月額費用 1,000円 3,000円 10,000円
最大ユーザー数 10 30 100
1ユーザー/月額 100円 100円 100円

※100人ユーザー以上の場合オプションでユーザー追加が可能。
他にも月額2,000円のマイナンバー20プランあり。

 

3.nyoibox(如意箱)


http://www.ni-ware.com/nyoibox/

特徴

「nyoibox」は誰でも簡単にノンプログラミングでデータベースを作成し、情報収集ができるクラウド型アプリケーションです。マイナンバー制度の施行に伴い、セキュリティ機能を大幅に強化してマイナンバー管理にも新たに対応するようになりました。

登録されたナンバーは「電子政府推奨暗号リスト」でも選定された方式をもとに暗号化されており、さらにCSV出力の際には一定時間に複数名の承認と立会を必要とすることで不正な持ち出しを防止するなど、セキュリティ対策を徹底しています。またマイナンバー制度の運用を支援するため、nyoiboxを利用する企業に向けて導入に最適化された必要な書式一式が揃う「マイナンバー運用準備パック」も利用することができます。導入に関して不安のある方、高いセキュリティ対応を求める方にお勧めです。

機能

・他システム連携でSFA等とスムーズな情報共有が可能
・BOX同士関連付けできるリレーショナルデータベース
・通知設定機能

料金プラン

初期費用:なし
月額料金:480円/人
容量追加オプション:200円/1GB
YourPageオプション:100円/人
※最低3人から利用可、4人以降は1人単位で契約可能

無料トライアル:1か月間

 

4.マイナンバー管理 freee


https://www.freee.co.jp/my-number/

特徴

「人事労務 freee」に含まれる「マイナンバー管理 freee」はマイナンバーを保管、利用、破棄まで低コストでクラウド管理できるサービスです。安全面に関しては、金融機関レベルの通信・暗号化、国際的なプライバシー認証取得、ファイアーウォールでナンバー情報を隔離して廃棄時には完全にデータベースから削除するなど、安全管理措置に則った万全なセキュリティ対策を施しています。

マイナンバーの収集は従業員がリクエストメールに情報を入力できるほか、スマホやPCから通知カードのアップロードできるなど、スムーズに行うことができます。また「会計 freee」や「人事労務 freee」と連動して源泉徴収票などの必要書類に自動反映もできるため、ダウンロードや転記不要で作業の効率化を図りたい多忙な方におすすめです。

機能

・収集、保管、利用、破棄までクラウドで完結できる
・保管したマイナンバーはCSV出力可能
・会計や人事労務と連携で源泉徴収票などに自動反映

料金プラン

プラン名 ミニマム ベーシック プロフェッショナル
料金
(年額プラン)
1カ月あたり     
1,980円~
1カ月あたり     
3,980円~
1カ月あたり     
8,080円~
従業員追加 300円/人 500円/人 700円/人
内容 毎月の給与計算
年末調整・年度更新
法定三帳簿に対応
マイナンバー管理
など
ミニマムの全機能
+
会計経費精算連携
年末調整の拡張機能
労務手続き
勤怠打刻機能
ベーシックプラン全機能
+
裁量労働制・フレックス制に対応
勤怠承認ワークフロー
勤怠アラート

 

5.SmartHR(スマートエイチアール)


https://smarthr.jp/

特徴

「SmartHR」は人事労務の効率化を実現し、働き方改革をサポートするクラウド人事労務ソフトです。雇用契約や入社手続きがペーパーレスで完結し、従業員情報も自動で蓄積されます。さらに年末調整やWEB給与明細、様々な労務手続きにも対応しており、MFクラウド給与やChatWorkなど様々な外部サービスとの連携できるなど、各々の会社に合った活用が可能です。

このSmartHRに搭載されているマイナンバー管理機能を利用することで、マイナンバーを安全で確実に収集・保管でき、登録された番号を各種書類に出力されることも可能です。またデータが流失した場合を想定して暗号化された状態で保存されており、万一の時も番号自体が把握されることはありません。

SmartHRは様々な機能を同時に利用できるため、マイナンバー管理と合わせて他の機能の導入を考えている場合に特におすすめできるシステムです。

機能

・管理者がマイナンバーを直接入力可能
・CSVでナンバーを一括登録
・管理場面からボタン操作で提供依頼が可能

料金プラン

プラン名 スモール スタンダード
対象 小規模の企業向け
(50名以下の企業)
あらゆる規模の企業に対応
(51名以上の企業)
機能 人事情報管理
自動書類作成
電子申請
ペーパーレス年末調整
マイナンバー管理
Web給与明細
履歴
スモールの全機能
+
履歴登録・編集
変更予約(対応予定)
申請・承認
カスタム社員名簿
多言語化対応
料金 要問合せ

 

6.MKSマイナンバー管理プラットフォーム


https://www.works-hi.co.jp/products/mks

特徴

「MKSマイナンバー管理プラットフォーム」は、クラウド上で従業員及びその家族のマイナンバーを一括管理できる無料の管理サービスです。プラットフォームの利用によりマイナンバー対応のために既存システムを改修する必要がなく、先々の法改正にも対応するため将来に渡って自社での追加開発が不要になります。

個人番号登録から番号を記載した法廷帳票の出力までまとめてシステム化を実現でき、自動化を進めることでリスクを最小化しつつ法改正に伴う業務の負荷軽減を図ります。また万が一漏洩した場合に備えて個人番号を分割管理しており、その他にも安全に管理する機能と運用がされているので、セキュリティ面でも安心して利用することができます。

機能

・番号管理機能
・2パターンの番号収集法で円滑で柔軟な収集が可能
・簡単操作で法定帳票作成

料金プラン

要問合せ

安心の高セキュリティマイナンバー管理システム3選

1.セコムあんしんマイナンバーサービス(e-Gov対応)


https://www.secomtrust.net/service/mynumber/

特徴

「セコムあんしんマイナンバーサービス」は、民間企業で対応が必要となるマイナンバーの収集から廃棄まで、個人番号のライフサイクル管理を一括サポートするサービスです。セキュリティ事業で培った重要情報管理のノウハウ、セキュアデータセンター運営、労務管理分野のシステム開発技術、24時間365日のシステム監視・サービス体制を融合してマイナンバー管理・対応をトータルで支援します。

具体的には、マイナンバー収集はセコム安否確認サービス等の運営経験を元に安全かつ効率的に行う、番号はデータセンターで最高水準レベルのセキュリティで保管し、帳票作成機能では個人番号を安全に取り扱う、データを社内に残さない運用をするなど、徹底した安全管理対策を取っています。

またCSVファイルを作成&アップロードするだけで自動で給与支払報告書・源泉徴収票・雇用保険被保険者資格取得届など各帳票データを作成・電子署名し、e-TAX、eLAX、e-Govへ申告も簡単に可能です。他にも「特定個人情報の適正な取り扱いに関するガイドライン」への適合状況を定期的に受けており、ノウハウに裏打ちされたセキュリティ対策と使いやすさも併せて重視する方におすすめのシステムです。

機能

・生体認証による出入管理
・オペレーションは常時2人以上で管理
・電子申告機能で自動で帳票データ作成、電子署名、申告

料金プラン

サービス名 セコムあんしん
マイナンバーサービス
セコムマイナンバー
お預かりパック
初期料金 200,000円 50,000円
月額料金 基本料金 30,000円 10,000円
100名まで
従量料金 20円/1IDあたり

 

2.マイナンバー管理サービス


https://www.ags.co.jp/service/

特徴

「マイナンバー管理サービス」は従業員のマイナンバーの収集・保管・利用・廃棄などの一連した管理作業を支援するクラウド型サービスです。

厳格なセキュリティ対策が施されたデーターセンターで、安全かつ効率的にマイナンバーの収集から廃棄までを行い、マイナンバー管理に対するリスクや費用負担・事務負担を軽減することが可能です。法が定める安全管理措置に対応し、ファイアーウォール・ウイルス対策や不正アクセス防止、ソフトウェア、アクセス制御、データの暗号化、ログの取得等のセキュリティ対策を講じることで、マイナンバーを厳格な管理のもと安全に保管しています。

支払調書等のデータを本サービスに送信することで社員番号等をもとにマイナンバーを引き出して帳票作成が可能。給与システムへの個人番号の連携や、社員番号や氏名の検索による画面紹介もできます。同社の給与サービスを合わせて利用することで源泉徴収票等へのマイナンバーの記載をデータセンター内で行うことができ、より安全な活用が可能です。

機能

・マイナンバー収集機能で個人番号と社員番号の紐づけ登録可能
・安全管理措置に準じた厳格な管理と保管
・マイナンバー廃棄機能で設定した期間に基づきマイナンバー関連データを削除

料金プラン

※参考価格

初期費用:100,000円~
月額費用:15,000円~

 

3.奉行マイナンバークラウド


https://www.obc.co.jp/bugyo-edge/mynumber

特徴

「奉行マイナンバークラウド」は全てのマイナンバー業務を手間なく安全に遂行し、万全のセキュリティとコンプライアンスを実現するクラウドシステムです。

高いセキュリティ対策が特徴で、例えば利用者ごとにマイナンバーの利用権限設定ができるため、番号の取り扱い許可のある担当者しかアクセスができません。アクセスには電子証明認証、利用者ID/パスワード認証、ワンタイムパスワード認証の3段階での認証が必要なため、外部からの不正アクセスやなりすまし被害を防止し、安全な管理と運用が可能です。

さらにJISQ15001に適合した安全管理措置と「特定個人情報の適切な取り扱いに関するガイドライン」に準じた運用管理でマイナンバー制度に伴う業務対応とリスクの低減を実現しています。マイナンバー収集もパソコンやスマホで個人番号や本人確認書類を提出できるため、書類の準備や郵送不要。コストと手間を削減しつつ厳しい安全管理措置を求めたい方におすすめの管理システムです。

機能

・既存の基幹システム上にCSVファイル化して利用可
・提出依頼通知機能で手間なく一括でメール通知
・特定個人情報は分割・暗号化のうえ自動保管

料金プラン

年間利用料(初年度):36,000円
月額料金:100円/人

 

ナンバー管理以外も充実のマイナンバー管理システム3選

1.ジョブカン労務管理


https://lms.jobcan.ne.jp/

特徴

「ジョブカン労務管理」は全ての労務業務を自動化・効率化するための労務管理サービスで、労務担当者300人の声を活かした充実の機能を備えています。従業員の情報はクラウド上で便利かつ安全に一元管理でき、社会保険・労働保険の手続きの帳票作成から提出までをサポートします。

このジョブカン労務管理に2017年から新しくマイナンバーの収集・管理機能が搭載されました。ナンバーは暗号化された状態で保管され、またマイナンバー一覧の操作履歴が自動保存されるため人為的な流出も抑止できるなど、セキュリティ対策は万全になっています。労務業務に掛ける時間を減らしたい、従業員情報やマイナンバー管理が大変、労務管理に不安があるという方に特におすすめのサービスです。

機能

・帳票自動作成機能
・マイナンバー収集・管理機能で従業員から取引先までの番号を管理
・役所に行かず手続き可能な電子申請対応

料金プラン

プラン名 無料プラン 有料プラン
初期費用/サポート 0円
月額料金 0円 400円/人
従業員数 5名まで 無制限
機能 一部制限
サポート

無料トライアル:30日間

 

2.jinjerマイナンバー


https://hcm-jinjer.com/mynumber/

特徴

「jinjer(ジンジャー)マイナンバー」は、マイナンバーの収集から保管、利用から廃棄までの全てをクラウド上で完結できるマイナンバー管理システムです。物理的なリスクが少なく、低コストでの手軽な管理を実現でき、機密度の高いマイナンバーが何に使われたのか操作ログなど法的基準に基づいて確認するなど安心・安全に管理が可能です。

マイナンバーはシステム上から従業員に収集依頼が可能で、PCやスマホを使って本人確認書類のアップロードもでき、スムーズな収集をすることができます。またシステム連携によってjinjerの他サービスである人事、勤怠、労務、ワーク・バイタル、経費等のサービスと連携でき、一元管理を行うことでより作業効率と時間短縮が可能です。クラウドサービスなのでサーバーの設置は不要。サポート体制も充実しているため管理システムを業界最安値で簡単に導入することができます。

機能

・操作ログでマイナンバーの操作履歴はすべて自動保存
・保管した番号をいつでも自由に出力できるCSV出力機能
・システム上で収集依頼可能

料金プラン

プラン名 トライアル HR Light HR Standard HR Premium
月額料金/人 0円 300円 600円 1,000円
初期費用 100,000円 150,000円 200,000円
サービス利用可能数 全てのサービス 1サービス 3サービス 5サービス

※jinjerのサービス(マイナンバー管理、人事管理、勤怠管理、労務管理、コンディション管理、経費管理、採用管理)から希望のサービスを利用可能

 

3.huubHRマイナンバー管理


https://www.huubhr.jp/

特徴

「ヒューブエイチアール(huubHR)」は、エクセルや紙で煩雑な管理をしていたり、活用されないままの人事データを簡単・安全・スムーズに管理できるようにするクラウド人事管理システムです。クラウドサービスのため、利用者の要望や世の中の動きを反映し、随時機能をバージョンアップしています。

マイナンバー管理機能を実装で、高度なセキュリティ環境下で従業員側がマイナンバーを本人確認書類と合わせて直接アップロードできるインターフェイスを用意しています。これにより突合作業を簡易化し、人事担当者のマイナンバー管理に関わる負担を軽減します。マイナンバー登録の進捗状況も一覧で確認できるためナンバーの収集漏れも未然に防止することが可能です。探しやすく更新しやすい機能と操作感で、活用できる人事データベースを構築します。

機能

・SSL暗号通信
・データベースの2重化
・セキュリティの安全性をチェックする脆弱性診断

料金プラン

初期費用:0円/月
料金:  100円/人
※在籍従業員課金

無料トライアル:30日間

 

低コスト・無料のマイナンバー管理システム2選

1.フリーウェイマイナンバー


https://freeway-japan.com/mynumber/index.html

特徴

「フリーウェイマイナンバー」はインターネット上で収集から廃棄までを完結できる管理システムで、従業員数が20人までなら無料で利用することができます。21人以上の場合は何人になっても月額1,980円固定で初期費用も無料、さらに連携するクラウド給与ソフトの「フリーウェイ給与計算」は従業員5人まで完全無料なので、コスト削減を重視しつつマイナンバーの安全管理措置に取り組みたい方におすすめのサービスです。

価格面だけでなく、公共機関や金融機関でも採用されているAWSを採用。マイナンバー情報閲覧者の権限も限定されて利用履歴も残るなど、セキュリティ対策も万全です。

機能

・閲覧者制限機能
・「フリーウェイ給与計算」連携で帳票にナンバー印字可能
・ナンバー廃棄予定お知らせ機能で廃棄ミスを防止

料金プラン

従業員数 初期費用 月額利用料
20人まで 0円 0円
21名以上(無制限) 0円 1,980円

※契約期間は1年単位で初回は一括支払いのみ。
※有料版の場合、契約開始日から翌20日までは無料で利用可。

 

2.オフィスステーション マイナンバー


https://www.officestation.jp/mynumber-company/

特徴

「オフィスステーション マイナンバー」は25,000社の中小企業の財務、総務、人事労務のサポートを行い、全国の中小の実態を見てきたエフアンドエムが開発した中小企業向けマイナンバー管理システムです。

マイナンバーの取得から廃棄まで、企業の対応必須項目を網羅した機能を搭載しており業務の効率化を図ることが可能です。また安全面に関しては二重認証のほか、セコムトラストシステムズ株式会社のEV SSL証明書を用いて暗号化通信データを行っており、さらにAWWのファイアーウォールを設置して外部ネットワークからの不正攻撃を防ぐなど、国内最高レベルのセキュリティシステムを導入しています。

マイナンバー制度の導入に従う各企業の固定費・情報管理責任・業務負担などの負担増加に対応するべく、低コストで簡単に導入・安心安全に管理することができるサービスです。

機能

・個人番号一括収集機能
・不正アクセスを防ぐ多重ファイアウォール
・各種基幹・業務システムとAPI連携やCSVデータ連携が可能

料金プラン

初期費用:0円
月額利用料金:3,000円~
※従業員100人以上で100人ごとに1,000円追加

 

自社に合わせて選べるマイナンバー管理システム2選

1.MJSマイナンバー


https://www.mjs.co.jp/

特徴

「MJSマイナンバー」は企業がマイナンバーに関わる業務を効率化できるようにするため、特定個人情報の取り扱いガイドラインに準拠し作られたマイナンバー管理システムです。MJSの業務システムとスムーズに連動し、マイナンバーの登録・保管・利用・削除に関わる業務の効率化、管理者権限や利用者権限の適切な設定が可能です。また業務システムにマイナンバーを保持しないので高いセキュリティレベルを確保しています。

業務アプリケーションの個人マスタと連携し、源泉徴収票などに必要な扶養親族から従業員のマイナンバーまで一括で大量に個人番号登録をすることも可能。自社内サーバー向けの「オンプレミス型」、クラウドサーバー向けの「クラウド型」、登録と管理を代行する「BPO」と、3種類からぴったりのサービスを選ぶことができるのが大きな特徴です。

機能

・アクセス履歴を記録・閲覧可能
・削除予定日をアラート表示
・手動登録機能

料金プラン

種類 オンプレミス型 クラウド型 BPO型
スタンドアロン版 LAN版
初期費用 3,000円 100,000円~
料金 100,000円~ 200,000円~ 2,000円~
(従業員50人未満)
1番号につき
収集400円
年間保管600円

 

2.番号管理box/番号post


https://www.ndensan.co.jp/mynumber/

特徴

「マイナンバー制度対応システム 番号管理box/番号post」は、紙媒体での情報管理の問題点を踏まえ、マイナンバー制度に対して企業が対応するべき個人番号の収集、利用、保管・廃棄までの業務をペーパーレスで安全にサポートする管理システムです。(※番号Post=マイナンバー収集システム…クラウドでのサービス可能、番号管理Box=マイナンバー管理システム…オンプレミスまたはクラウドでの利用が可能)

堅牢なデータセンターで運用されるクラウドシステムでマイナンバーを収集し、PCやスマホを利用すればいつでもどこでもマイナンバーの登録が可能で、番号の暗号化・ログ管理によって安全に保管します。また既存の給与システムを改修する必要なく、源泉徴収票や各種帳票・電子データの出力OK。料金は登録人数に応じた価格設定でリーズナブルに導入できる点が強みです。また、番号Postのみ、番号管理Boxのみ、など個別の利用もできるなど、柔軟なサービスの利用が可能です。

機能

・ワンタイムパスワード機能で利用者権限を安全に管理
・個人番号付きデータは暗号化して出力
・本人信憑確認機能で確実でスムーズな確認を実現

料金プラン

要問合せ

 

さいごに

いかがでしたでしょうか。マイナンバー制度が施行されたことにより、企業に対する責任や負担は大幅に増加しました。マイナンバー法は個人情報保護法に比べても罰則が厳しく、企業には万全の安全管理措置が求められていることから、自社の経営管理の一環として従業員のマイナンバー管理に対して対処する必要があります。

マイナンバー管理システムでは番号管理の機能以外にも、他の業務システムと連携して業務負担を軽減するものから、既存のシステムと連携して低コストかつスムーズに業務を進めるものまで様々です。ぜひ上記の情報を参考にして、便利で安心安全な管理システムの導入を検討されてください。

 

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