絶対覚えておきたいWEBサイトに関するビジネス用語10選

まずはサイトの制作依頼や運営を行う上で必ず覚えておいてほしいWEBマーケティング用語を10個ご紹介します。サイトの仕組みや分析手法についての基本的な用語であるため、覚えておくと業務や打ち合わせをスムーズに進めることができます。

1. SEO対策

自社のウェブサイトを検索結果上位に表示させるための取り組みのことを指します。具体的な対策としては、内部対策(読む価値のあるページを作ったりサイトを見やすく整理するなど、サイトそのものの質を高めること)と外部対策(他のサイトからリンクを貼ってもらうなど、第三者からの評価を獲得すること)の2つがあります。

→詳細コチラ

2. アクセス解析

自社のウェブサイトを閲覧した人の数や滞在時間、どんな人が閲覧したかなどの情報を分析することです。サイトの現状把握や、打ち手の効果検証を目的として行われます。

→詳細コチラ

3. PV

ページビューを意味する言葉で、ウェブサイト内の特定のページが何回表示されたかを指します。もし同じ人が複数回そのページを見たとしても、複数回のPVがあったとしてカウントされます。

→詳細コチラ

4. ユニークユーザー数(UU数)

自社のウェブサイトを何人の人が見たかを指す言葉です。もし同じ人が1日に2回以上そのサイトを見た場合でも、ユニークユーザー数は1とカウントされます。また、自社のウェブサイトが合計で何回表示されたかは「セッション数」と呼ばれ、同じ人が1日に2回以上そのサイトを見た場合はセッション数は2とカウントされます。

→詳細コチラ

5. コンバージョン(CV)

商品の購入や問い合わせ、サンプルの申し込みなど、サイトを見た人にこんな行動をして欲しいと考える特定の行動を指します。

→詳細コチラ

6. ドメイン

あるウェブサイトがインターネット上のどこに置かれているのかという「住所」を表す言葉の1つです。例えば、ページの上部に「https://○○.com」と表示されているサイトであれば、「○○.com」の部分がドメインになります。また、このときの「https://○○.com」全体はURLという言葉で呼ばれます。

7. サーバー

インターネット上のデータを保存しておいて、そのデータをパソコンやスマートフォンに表示させるためのシステムを指します。例えばサイトを閲覧するためにページをクリックしたときには、サーバーはウェブサイトとして保存しているデータをパソコンやスマートフォンで閲覧しやすい形で表示するという機能を作動させています。

8. HTML

サイトを制作するために用いられる、マークアップ言語と呼ばれるものの1つです。主にサイトの文章を画面に表示させるために使われます。Hyper Text Markup Language(ハイパーテキスト・マークアップ・ランゲージ)を略した言葉です。

9. レスポンシブデザイン

パソコンやスマートフォンなど、サイトを閲覧するデバイスに最適なデザインを表示する仕組みを指します。デバイスごとの画面の大きさに合わせてページをを表示することで、サイトの見やすさを保つことができます。特に近年ではスマートフォンの普及や、Googleがレスポンシブデザインに対応したサイトを評価すると発表したことなどを背景に注目されています。

10. LP(ランディングページ)

LP(ランディングページ)は2つの意味で使われることがあり、1つは商品の購入や問い合わせなど特定の目的に特化してまとめられたページのこと、2つ目はサイトの中で最初にアクセスされたページのことを指します。サイト分析で主に使われるツールであるGoogleアナリティクスでは、この2つ目の方の意味を指しています。また、2つ目の意味については入口ページという言葉で呼ばれることもあります。

→詳細コチラ

WEBサイトに関する基本用語10選

1. オウンドメディア

ホームページやチラシなど、自社が所有するメディア全てを指す言葉です。狭義としてホームページやブログ、ウェブマガジンなどネット上のメディアのみを指す場合もあります。ペイドメディア(広告費用を払って掲載するメディア)、アーンドメディア(SNSなど、第三者による発信も可能なメディア)と合わせて、トリプルメディアと呼ばれます。

→詳細コチラ

2. クローラー

ウェブサイトを自動的に巡回して情報を収集するプログラムのことです。GoogleやYahoo!などの検索エンジンではこのクローラーで収集した情報に基づいて検索結果の表示順位を決定しています。そのため、ホームページ運営ではクローラーが閲覧しやすいようにサイトの構造を整理することも重要になります。

3. 検索クエリ

消費者が検索エンジンで検索する際に使った単語や、単語の組み合わせを指します。似た言葉にキーワードがありますが、こちらは主に企業がWEBマーケティングにおいて使う単語や、単語の組み合わせという意味で用いられるという違いがあります。

→詳細コチラ

4. コーディング

コーディングとは、プログラミング言語を使ってコードと呼ばれるものを記述していくことです。サイト制作においては、サイトを画面に表示させるためにプログラムを構築する作業が必要になりますが、コーディングはこの中に含まれる作業工程の1つと言えます。

5. コーポレートサイト

ウェブサイトの中でも、特に会社の事業・サービス内容や沿革など、会社について紹介することを目的とするウェブサイトのことを指します。

6. フッター

ウェブサイトの画面の下の部分を指す言葉です。メインとなる文章や画像とは別に、会社概要やおすすめページへのリンクなどを表示しておくために用意されるエリアです。

7. ヘッダー

ウェブサイトの画面の上の部分を指す言葉です。メインとなる文章や画像とは別に、会社のロゴなどを表示しておくために用意されるエリアです。

8. ワイヤーフレーム

ウェブサイトの構成やレイアウトを決めるための設計図のことです。サイト制作の作業工程ではデザイン制作やプログラミング作業の前にこのワイヤーフレームを作成し、どのようなサイトにするのかというイメージをより明確にします。

9. CMS

サイト内の文章や画像、デザインなどを簡単にまとめて管理・修正できるようにするシステムのことです。「Contents Management System」を略した言葉で、代表的なものとしてはワードプレスなどがあります。HTMLなどコーディングの専門知識が無い人でも簡単にサイトの管理ができるようになるため、このCMSを利用して作られたサイトも数多くあります。

→詳細コチラ

10. CSS

サイト内の文字や画像のサイズ、レイアウトを画面に表示させるために必要なプログラミング言語の1つで、「Cascading Style Sheets=カスケーディングスタイルシーツ」を略した言葉です。ウェブサイトはこのCSSとHTMLを主に用いて作られています。

WEBサイトの効果分析に関する用語13選

1. クリック数

広告やサイトがクリックされた回数のことです。似た用語に表示回数がありますが、こちらは画面に表示されればカウントされるという違いがあります。

2. クリック率(CTR)

広告やサイトなどのクリック数と表示回数の割合で、「Click Through Rate」を略したCTRという言葉で呼ばれることもあります。クリック数÷表示回数×100の計算式で求めることができます。特に広告ではせっかく画面に表示されてもクリックされないと意味がないため、この数値が重要になります。

→詳細コチラ

3. コンバージョン率(CVR)

サイトを訪れた人数のうち、どれだけの人がコンバージョンを達成したかを示す割合で、「Conversion Rate」を略したCVRという言葉で呼ばれることもあります。コンバージョン数÷セッション数×100の計算式で求めることができます。

→詳細コチラ

4. セッション数

サイトが訪問された回数の合計です。もし同じ人がサイトに訪問していても、30分以上行動が無かったり日付が変わることで、2回目のセッションとしてカウントされます。似た用語にPVとユニークユーザーがありますが、PVはページごとの表示回数を、ユニークユーザーは何人がサイトを訪問したかを示すという違いがあります。

→詳細コチラ

5. ナビゲーションサマリー

アクセス解析を行うためのツールの1つであるGoogleアナリティクスの機能です。サイトの訪問者がサイトの中のページをどのような順序で見たのかなどの情報を分析することができます。

6. 直帰・直帰率

ユーザーがサイトに訪問したものの、最初のページだけを見てサイトから離れてしまうことを直帰、また、直帰の回数とセッション数の割合を直帰率と呼びます。この直帰の回数や割合が多いことは、ユーザーにとって魅力的なサイトではないことを示しているため、改善が必要になります。

7. ノーリファラー

どこからサイトにアクセスしたのか分からないアクセスの合計数を指します。特に、お気に入り登録やQRコードなどからのアクセスではノーリファラーになる場合があるとされています。

8. 離脱・離脱率

ユーザーがブラウザを閉じてサイトの閲覧を止めたり、他のサイトに移動することを離脱と呼びます。また、ユーザーがどのページを最後に見て離脱したのかをカウントし、ページごとの表示回数とそのページで退出された数の割合を示したものが離脱率です。

→詳細コチラ

9. リピーター

同じサイトに何度も訪れるユーザーを指します。特に通販サイトなどではリピーターが多いほど商品が売れる確率も増えるため、リピーターの獲得が重要になります。

10. リファラー

あるページを見る直前に見ていたページのことです。また、どの検索エンジンを経由してサイトを訪問したのかを「検索エンジンリファラー」、どんなキーワードで検索してきたのかを「キーワードリファラー」と呼びます。

→詳細コチラ

11. 平均PV数

ユーザーが1回の訪問で平均何ページを見ているかを示す数値です。PV数の合計÷合計セッション数の計算式で求めることができます。

12. CPC(クリック単価)

ウェブ広告に関する用語で、1クリックを獲得するためにどれだけのコストがかかっているかを示す数値です。「Cost Per Click」を略した言葉です。この数値が低いほどコストパフォーマンスの良い広告配信ができていると言えるため、広告を利用してサイトへのアクセスを増やしたい場合には注目しておきたい数値となっています。

→詳細コチラ

13. Googleアナリティクス

Googleが無料で提供しているサイト解析ツールです。ユーザーの属性データや行動履歴など様々なデータを閲覧・分析することができます。また、「GA」という略称で呼ばれることもあります。

→詳細コチラ

 

おすすめの記事