KPIとは、Key Performance Indicator(重要業績評価指標)の略です。目標を達成する上で、その達成度合いを把握し、評価しやすくするための定量的な指標のことです。営業では、「訪問件数」「受注件数」がKPIとしてよく使われます。KPIとして設定した「受注件数」が達成できれば、目標売上に達成するという算段です。
KGIが最終的な結果としての目標を指すのに対して、KPIはそこに至るまでの具体的で定量的な業務プロセスごとの目標を指します。
例えば、売上100万をKGIと設定したとします。売上目標を達成するために、顧客への訪問件数を2倍にする必要があります。その場合の「訪問件数」がKPIとなります。
KPIを設定するメリットとしては、①どんな行動をとるべきかが明確になる、②評価を公平に行える、③メンバーのモチベーションが上がるといったことがあげられます。
KPIの設定をする際には、「SMART」を意識するとよいです。SMARTとは、Specific(明確)、Measurable(測定可能)、Achievable(達成可能)、Relevant(適切)、Time-bound(期限)の頭文字をとったもので、これを意識することで最適なKPIの設定ができます。
【KPI】
読み方:けーぴーあい
英語:Key Performance Indicator
例文
(1)KPIの振り返りは、設定と同じくらい重要です。
(2)KPIはKGIの達成に確実につながるものでないと意味がありません。