ジョブ型雇用とは、あらかじめ職種や勤務時間、勤務先などを定め、雇用することを指します。欧米では主流の雇用形態で日本でも増えつつあります。
ジョブ型雇用は、雇用のミスマッチを防いだり、従業員にスキルに合わせた報酬が出せるというメリットがあります。一方で、社内でのトレーニングや教育がないことや、業務がなくなった場合、解雇されるという点で、求職者にとってデメリットもあります。
日本では、先に採用をして職を割り振るメンバーシップ型雇用が主流です。メンバーシップ型は終身雇用や人材育成の環境、新卒一括採用が約束されています。しかしコロナの影響で在宅勤務が進められ、従来の人員管理や新人教育を行うことが難しくなってきており、ジョブ型雇用に移行する企業が増えています。
【ジョブ型雇用】
英語:Job-Focused Employment
例文
(1)ジョブ型雇用は、求める人材を効率よく採用できる。
(2)ジョブ型雇用はスキルを持っていることが前提なので、新卒で採用されるのは難しい。