SNSマーケティング

X運用代行はどこまで任せられる?任せられる業務と社内でやることを分担表で解説

2026.02.16

X(旧Twitter)は、少ない予算でも認知拡大や採用、問い合わせにつながりやすい一方で、企画・投稿作成・返信対応・監視・炎上リスク管理・分析改善まで実務が多く、兼務のままでは運用が止まりがちです。そこで検討されるのが「X運用代行」です。

しかし、「どこまで任せられるのか」、「社内で何をやるのか」が曖昧だと、見積もりの比較も稟議も進みません。

この記事では、X運用代行の業務内容・業務範囲を整理し、丸投げ可否や分担の決め方をチェックリストと分担表で丁寧に解説します。読み終える頃には、自社の条件に合う任せ方が分かり、同じ基準で会社を比較できる状態になるはずです。

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1.X運用代行で任せられること/社内でやること

外注に任せられること/社内に残ること

結論として、外注は企画〜投稿〜監視〜分析改善まで担えますが、社内側には素材提供と承認、最終判断が残るのが基本です。

外注に任せられるのは、投稿の企画設計、文章・画像作成、予約投稿、返信・監視、レポート、改善提案などの運用実務です。一方で社内に残りやすいのは、事例や素材の提供、投稿内容の承認、炎上時の最終判断です。ここを先に分けると、担当者も決裁者も不安が減り、相見積もりの比較が進みます。

任せ方(3タイプ)

任せ方は完全委任・伴走・スポットの3つで、社内工数と成果の作り方が変わります。

完全委任は、社内工数を最小にしやすい反面、素材不足だと投稿が薄くなりがちです。伴走は、社内に担当がいて運用を続けたい企業向きで、企画骨子や改善提案を外注が厚く持ちます。スポットは立ち上げや改善だけ相談したい場合に適し、失敗しない型を作る用途で有効です。

この記事でできること

この記事では、分担表と見積比較項目まで整理でき、相見積もりと社内稟議が通りやすくなります。

業務の分担表や見積の比較軸まで揃えているため、社内作業の見通しが立ち、決裁者はリスクと体制を確認できます。さらに、投稿本数・返信範囲・監視時間・レポート頻度・改善提案の有無などを同条件で比較できるため、価格だけで迷わず「必要な支援」で判断できる状態になります。

2.【1分チェック】あなたの会社はどこまで任せられる?

X運用代行を検討するとき、最初にやるべきは「どこまで任せられるか」を社内条件から判断することです。素材提供・承認フロー・返信/監視・緊急時対応の4点を確認することで、丸投げできる範囲と社内でやることが明確になり、見積比較や稟議が一気に進みます。

素材提供

事例・実績・写真・FAQ・NG表現など、投稿の元になる情報を社内で出せるかを確認します。

SNSで伸びる投稿には、具体的な実績、現場の写真、よくある質問、数字、顧客の声などの「材料」が必要になります。外注がいても材料がなければテンプレ化しやすく、反応が伸びにくくなります。そこで、何を提供できるかを先に棚卸しします。素材が少ない場合でも、ヒアリングで引き出せる体制があるかは、会社選びの重要ポイントです。

承認フロー

承認者・締切・差し戻し回数が決まっていないと、投稿頻度が崩れて運用が止まりがちです。

承認者が複数いる、期限が決まらない、差し戻し回数が無制限などの状態だと、投稿スケジュールが崩れ、改善サイクルも回らなくなります。理想は「誰が」「いつまでに」「何を見て」判断するかを決めることです。承認が重い業界ほど、事前にルール化しておくと、外注の制作力が成果につながりやすくなります。

返信・監視

一次返信・DM対応・メンション監視の範囲と時間帯を決めると、丸投げできる度合いが見えます。

企業アカウントでは、返信の早さとトーンが信頼に直結します。外注が返信まで担うのか、社内が一次返信を持つのか、DMは誰が見るのかを決めないまま進めると、運用開始後に混乱します。返信対応は「炎上対策の入口」でもあるため、どこまでを外注範囲にするかを、見積の比較項目として揃えるのが重要です。

緊急時対応

炎上兆候・誤投稿・批判集中時に、連絡ルートと一次対応範囲を決めておくと初動が遅れません。

緊急時に困るのは「誰が判断するか」が決まっていないケースです。最終判断は社内(責任者)になることが多いため、緊急連絡先、判断者、対応までの時間目安、休日の連絡方法を決めておくことが大切です。ここが曖昧だと、初動が遅れ、被害が拡大するリスクが上がります。契約前に「想定シナリオ」まで擦り合わせると安全です。

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3.【任せ方】全部任せる/一部任せる/相談だけ

X運用代行は、任せ方次第で社内工数も成果の出し方も大きく変わります。ここでは、全部任せる(完全委任)/一部任せる(伴走)/相談だけ(スポット)の3パターンを整理し、目的(認知・採用・問い合わせ)と社内体制に合う選び方を解説します。自社に合う任せ方が決まれば、見積条件が揃い、比較や稟議がスムーズに進みます。

完全委任が向く条件

素材提供と承認がスムーズな企業は、企画〜投稿〜監視〜レポートまで外注比率を高くできます。

完全委任は「社内の運用工数を減らしたい」企業に向きます。ただし、丸投げで成功する条件は明確で、素材提供と承認が最低限回ることです。外注は企画や制作、投稿管理、監視、レポートまで担えますが、素材ゼロだと投稿がテンプレ化しやすく、反応が伸びません。完全委任を選ぶなら、社内の提供物(事例・写真・数字)と承認期限を決め、外注がスムーズに制作できる環境を作るのがコツです。

伴走が向く条件

社内に担当者がいる場合、外注に企画の方向性と改善案を作ってもらい、社内は投稿・返信を回す形が合います。

伴走は「運用は続けたいが、伸ばし方が分からない」兼務担当に向きます。社内が一次返信や素材提供、簡単な投稿を持ち、外注が企画設計、投稿の型、分析、改善提案を担当する形にすると、学びながら成果を積み上げられます。見積では、定例の有無、改善提案の頻度、テンプレ整備(投稿型・返信例・NG集)が含まれるかを確認しましょう。

スポットが向く条件

投稿はできるが方針とKPIが曖昧な会社は、スポットで運用の設計図を作ると、社内運用がすぐ安定します。

スポットは「まず方向性だけ決めたい」「現場は社内で回す」企業に向きます。たとえば初期のプロフィール設計、KPI設定、投稿テーマの整理、スレッド構成のテンプレ作成、運用ルール(承認・返信基準)の整備などは、短期間でも価値が出ます。月額で丸ごと頼む前に、スポットで型を作ってから伴走・委任へ移るのも堅実です。見積では、納品物(設計書・投稿テンプレ・運用マニュアル)が明記されているかを見ましょう。

4.【業務一覧】X運用代行で任せられる業務

X運用代行は会社によって支援範囲が大きく違い、同じ運用代行でも「投稿作成だけ」の場合もあれば「監視・返信・改善提案まで」含む場合もあります。この章では、任せられる業務を企画・制作・運用管理・返信/監視・緊急時対応・分析改善まで一覧で整理します。見積や提案の抜け漏れを見抜くための土台になります。

企画・設計

目的とKPI、投稿テーマ、トーン、運用ルールは、運用の土台を作るうえで大切です。

企画・設計は運用代行の「成果を左右する部分」です。認知ならインプレッションやプロフィールクリック、採用なら応募クリックや応募数、問い合わせならLPクリックやCV数などをKPIに置きます。そのうえで、固定ポスト設計やLP連携などの打ち手を組み合わせて成果につなげます。

投稿作成

投稿文だけでなく、画像やスレッドの有無、修正回数までが制作工数に直結するため、条件を見積で明確にします。

投稿作成は単なる文章作りではなく、企画意図を反応につなげる制作です。共感、ノウハウ、事例、比較、裏側などの「型」を使い分け、ブランドの言葉に合わせて調整します。画像の有無、スレッド対応、修正回数で工数が変わるため、見積では投稿本数だけでなく制作条件を揃えて比較するのが重要です。

投稿管理

投稿カレンダーと承認期限を運用ルールに落とすと、投稿が滞らずに継続運用できます。

投稿管理は、担当者の「運用疲れ」を減らす役割を持ちます。投稿カレンダーで週次の制作・承認・投稿を回し、予約投稿で投稿漏れを防ぎます。社内の承認が重いほど、進行管理の有無が成果を左右します。見積では、カレンダー作成、承認のやり取り、投稿ツールの利用、定例の頻度などが含まれるかを確認しましょう。

返信・監視

一次返信を外注するか、監視時間を平日だけにするかで体制と費用が変わるため、対応範囲を先に決めます。

返信・監視は「企業らしさ」が最も出る領域です。返信が遅い、対応がぶれると不信感につながります。外注に任せる場合は、返信テンプレ、NG対応、判断が必要なケースのエスカレーションルールが必要です。見積では、返信の対象(リプ・DM)、監視時間(平日・休日・夜間)、一次対応の範囲を必ず確認しましょう。

緊急時対応

炎上兆候や誤投稿の初動はスピードが命なので、緊急連絡ルートと一次対応の範囲を事前に決めます。

緊急時に重要なのはスピードと役割分担です。外注ができるのは、異常値の検知、関連投稿の収集、状況整理、一次返信案の作成などで、最終判断や謝罪文の決裁は社内になることが多いです。見積では、監視体制、緊急連絡の手段、一次対応の範囲、追加費用の条件が明記されているかを確認しましょう。

分析・改善

数字を報告するだけで終わらせず、伸びた理由と次の打ち手まで出るレポートが成果を左右します。

成果が出る運用は、改善の質で決まります。インプレッション、プロフィールクリック、リンククリック、フォロー率などを見て、伸びた投稿の共通点と、伸びない原因を言語化し、次の打ち手に落とします。提出頻度(週次/月次)、定例会の有無、改善提案の形式(資料・口頭・企画反映)が明確かを確認すると、外注の価値が見えます。

広告・キャンペーン

広告運用やキャンペーン設計は別料金になりやすく、対応範囲を事前に切り分けるのが安全です。

広告やキャンペーンは、通常の運用では届かない層へ広げる手段ですが、運用代行と別メニューになることが多いです。特に広告費(媒体費)は別で、運用手数料がかかる場合があります。見積では、広告の設計・運用・クリエイティブ制作の範囲、キャンペーンの事務局対応(抽選・当選連絡・景品発送)まで含むかを確認しましょう。

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5.【見積確認】何を作ってくれる?

見積を比較するときは、料金より先に「何が納品されるか」を揃えるのが重要です。企画案が出るのか、投稿案の修正は何回か、レポートに所見や改善提案が入るのかで、運用の質は大きく変わります。この章では、見積書で確認すべき成果物を整理し、同条件で比較できる状態にします。

企画で出るもの

企画の質は企画案の本数・テーマ設計・定例頻度で決まるため、見積で成果物として明記されているか確認します。

見積の良し悪しは、金額よりも「運用の設計図になっているか」で決まります。企画で出るものが曖昧だと、投稿は作れても方向性がぶれやすくなります。企画案が月に何本出るのか、テーマはどう決めるのか、定例で何を合意するのかが書かれていると安心です。相見積もりでは、企画アウトプットの粒度を揃えると比較が一気に楽になります。

投稿で出るもの

投稿本数だけでなく画像の有無・連投(スレッド)・修正回数まで揃えないと比較できないため、制作条件を見積で一致させます。

同じ「週3投稿」でも、文章のみか画像込みか、スレッド対応かで工数が違います。そのため、投稿で出るものは、投稿本数に加えて制作条件まで明記されているかが重要です。修正回数や差し戻しの扱い、承認フローの前提が曖昧だと、運用開始後に追加費用や認識ズレが起きやすくなります。相見積もりでは、制作条件を統一して比較することが大切です。

レポートで出るもの

レポートは頻度と指標に加えて所見と改善提案が入って初めて価値が出るため、中身まで見積で確認します。

レポートは「数字の報告」で終わると意味がありません。月1回か週次かで改善スピードが変わり、指標の選び方で成果の評価も変わります。さらに、所見(なぜ伸びたか/なぜ伸びないか)がないと次の打ち手が出ません。見積では、レポートに何が含まれるか(指標、投稿別分析、仮説、改善案、次月方針)が書かれているかを確認しましょう。

改善提案の出し方

改善は定例で口頭か資料提出か、次月企画に反映されるかで実行力が変わるため、提出形式と頻度を見積で確認します。

改善提案は、運用代行の価値が最も出る領域です。どの頻度で、どの形式で、誰が合意して、次にどう反映するかが重要です。定例会の有無、提案書の提出、次月の企画カレンダーへの反映までがセットなら、PDCAが回りやすく成果が積み上がります。この工程が曖昧だと、数字だけ報告されて終わり、同じ投稿を繰り返して停滞しがちです。

運用ルールで出るもの

返信テンプレ・NG集・緊急時フローなどの運用ルールが納品されると運用が止まりにくいため、成果物として含まれるか見ます。

外注を入れても、ルールがないと判断が止まりやすいのがSNS運用です。返信テンプレやNG表現、炎上時の連絡ルート、承認の期限などが整備されていると、担当者の不安が減り、運用が安定します。見積で「運用一式」とだけ書かれている場合、このルール整備が抜けていることがあります。特に初外注の企業は、ルールが納品物として残るかどうかが、継続運用と引き継ぎのしやすさに直結します。

6.【費用要因】見積が変わる条件

X運用代行の費用は、依頼する業務の範囲と内容によって変わります。投稿本数だけでなく、画像やスレッドの有無、返信範囲、監視時間帯、改善提案の深さによって見積は大きく変動します。この章では、料金差が出るポイントを具体化し、見積の妥当性を判断できるようにします。

投稿本数

投稿本数は画像やスレッド有無で工数が変わるため、本数だけでなく形式まで条件を揃えます。

費用差が出やすいのは投稿制作の工数です。文章のみなら比較的軽く、画像制作やスレッド構成、取材・撮影が入ると一気に工数が増えます。見積を見るときは「月○本」だけで判断せず、投稿の形式(画像・動画・スレッド)と修正回数、素材提供の前提まで確認しましょう。採用や問い合わせのように「クリックや応募・CV」といった行動を増やしたい場合は、訴求の作り込みや導線設計(固定ポスト・プロフィール・LPへの誘導)が結果に直結しやすいため、制作条件の確認が特に重要です。

返信範囲

一次返信やDM対応の有無で稼働量が大きく変わるため、返信対象と対応量の前提を見積で確認します。

返信対応は、社内に残りやすい一方で、外注できると工数削減効果が大きい領域です。どの範囲を返信するのか、判断が必要な場合のエスカレーションはどうするのか、休日対応は含むのかで必要な体制が変わります。見積で「返信対応あり」と書かれていても、対象(リプのみ/DM含む)や対応時間が曖昧だと後で揉めます。比較では、返信の対象と上限、対応ルールの整備まで含むかを揃えると、費用の妥当性が判断しやすいです。

監視時間

監視が平日昼のみか夜間休日も含むかで体制と費用が変わるため、監視時間帯を見積で明確にします。

監視は「何も起きない時ほど価値が見えにくい」ですが、トラブル時の初動を左右します。平日昼のみの監視ならコストは抑えられますが、夜間や休日に反応が集中する業界ではリスクが残ります。見積では監視時間帯、検知方法、緊急連絡の手段、一次対応の範囲が明記されているかを確認しましょう。

改善の深さ

数字報告だけか原因分析と次の打ち手まで出すかで価値が変わるため、改善提案の範囲を見積で確認します。

運用代行の費用対効果を分けるのは、改善が「作業」か「提案」かです。数字をまとめるだけなら工数は小さく、原因分析や打ち手の設計、次月の企画への反映までやると工数も専門性も増えます。成果を狙う企業ほど、この改善の厚みが必要です。見積ではレポートの頻度、分析項目、改善提案の形式、定例会の有無まで確認し、同条件で比較しましょう。

追加費用

撮影・デザイン増・広告・キャンペーンは別料金になりやすいため、発生条件と単価の考え方を先に押さえます。

追加費用は「別料金=悪」ではなく、発生条件が明確かどうかが重要です。たとえば撮影やデザイン制作、広告運用、キャンペーンの事務局(抽選・当選連絡・景品発送)は、運用代行の基本料金に含まれないことが多いです。見積で曖昧だと、後から想定外の費用が膨らみます。比較の際は、別料金になる作業の一覧、単価の考え方、発生タイミングを揃えると、稟議や社内説明がスムーズになります。

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7.【分担テンプレ】社内分担パターン3例

丸投げしたいと思っても、実際には社内に残る作業があります。そこで重要なのが、自社の体制に合う分担の型を先に決めることです。この章では、社内リソース不足・兼務担当あり・採用/問い合わせ目的の3パターンで、外注と社内の役割をテンプレ化します。自社に近い型を選ぶだけで分担が一気に進みます。

社内リソース不足

社内は素材提供と承認だけに絞り、外注で企画から運用まで広く担うと運用が止まりにくくなります。

社内に運用担当がいない、兼務で時間が取れない場合は、外注に企画から投稿、監視、レポートまで広く任せる設計が現実的です。社内は素材提供と承認だけに絞り、判断が必要な場面だけ関与します。最初に役割を固定すると、運用が止まらず、見積もり条件も揃えやすくなります。

兼務担当あり

社内が投稿や一次返信を回し、外注が企画の方向性と改善案を作ると兼務でも成果を積み上げやすくなります。

社内に担当者がいるなら、日々の投稿や一次返信は社内で回し、外注に「企画の方向性」と「改善案」を作ってもらう形が合います。外注が月次の振り返りから次月テーマを提案し、社内は実行に集中できます。兼務でも改善が回りやすく、成果が積み上がる運用になります。

採用/問い合わせ目的

採用や問い合わせが目的なら外注にKPI設計と導線、改善提案を厚く任せると成果に直結しやすくなります。

採用や問い合わせのように成果が明確な場合は、外注にKPIと導線設計、改善提案を厚く持たせるのが近道です。投稿だけ増やしても成果に結びつきにくいため、固定ポストやプロフィール導線、投稿テーマの優先順位まで設計します。成果を追うほど、改善の質が重要になります。

8.【分担表】週次・月次の運用ルーチン

分担が決まっても、運用が止まる原因は「いつ・誰が・どの順で動くか」が曖昧なことです。この章では、週次の制作〜投稿〜監視/返信の流れと、月次のレポート〜定例〜改善提案の流れをルーチン化して示します。分担表に落とすことで、社内稟議や引き継ぎにも使える運用設計になります。

週次

企画→作成→承認→投稿→監視・返信を週次ルーチン化すると、運用が属人化せず安定します。

週次で決めるべきは、企画→作成→承認→投稿→監視/返信の順番と締切です。たとえば月曜に企画、火曜に作成、水曜に承認、木金に投稿のように固定すると、運用が止まりにくくなります。誰がボールを持つかが明確になり、社内外の連携もスムーズです。

月次

レポート→定例→改善提案→次月企画を月次で回すと、反応データが成果に変わります。

月次は、レポート→定例→改善提案→次月企画の流れを回す場です。数字を眺めるだけで終わらず、伸びた投稿の共通点と次の打ち手を合意するのが目的です。月1回でも「改善が企画に反映される型」ができると、運用が作業ではなく成果に近づく仕組みになります。

緊急時

検知→一次対応→社内判断→対応の順で動けるようにすると、初動遅れを防げます。

緊急時は、検知→一次対応→社内判断→対応実施の順で動けるように決めておきます。外注は状況整理や一次返信案の作成まで、社内は最終判断を担うのが一般的です。誰に何分以内に連絡するかまで決めておけば、初動遅れを防ぎ、被害の拡大を抑えやすくなります。

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9.【失敗回避】丸投げが失敗する理由と社内の最低限タスク

外注すれば成果が出るわけではなく、丸投げほど失敗しやすいポイントがあります。素材が不足して投稿が薄くなる、承認が遅れて運用が止まる、返信ルールがなくトラブルになるなど、つまずきどころはだいたい決まっています。この章では失敗パターンを先に潰し、社内で最低限やるべきタスクを明確にします。

情報不足

社内の事例や素材が少ない場合は、投稿が一般論に寄りやすいため、材料提供の型を用意します。

具体的な事例・数字・写真などが揃っているほど、投稿の説得力が増しやすく、反応にもつながりやすくなります。反対に材料が少ないと、どうしても汎用的な内容になりやすいので、外注の制作を活かすためにも、社内から情報を出せる仕組みを整えておくのがおすすめです。たとえば「提供できる素材リスト」を作り、月に一度まとめて渡すだけでも運用がかなりラクになります。

承認遅れ

承認が遅いと投稿頻度が崩れてデータが溜まらないため、承認期限と責任者を決めます。

承認が遅いと投稿が減り、データが溜まらず改善も進みません。よくある原因は、承認者が多い、期限がない、差し戻し基準が曖昧なことです。承認者を一人に固定し、締切と判断基準を決めると運用が安定します。外注の制作が早くても承認が詰まると成果は出にくくなります。

返信ルール不足

返信基準がないと対応が遅れたりぶれたりするため、一次返信の範囲とNG対応を決めます。

返信やDM対応の基準がないと、担当者が迷って返答が遅れたり、トーンや判断が人によって変わったりします。また炎上時など批判が集まる場面では、対応の一貫性がないことで火種が大きくなることもあります。一次返信できる範囲、判断が必要なケース、NG表現を事前に決めておくと運用が安定します。

最低限タスク

素材提供・承認・返信基準・緊急連絡先の4点は社内に残る前提で整えます。

丸投げに見えても、社内に残る最低限は「素材提供」「承認」「返信方針の合意」「緊急連絡先」の4つです。これが揃わないと、外注が動けず運用が止まりがちです。逆に言えば、この4つだけ整えれば、社内工数を最小化しながら外注の力を活かしやすくなります。

丸投げに近づける工夫

素材テンプレと承認ルールを先に作ると、外注の制作と改善の精度が上がります。

丸投げに近づけたいなら、素材テンプレと承認ルールを先に作るのが効果的です。たとえば事例共有のフォーマット、写真の保管場所、承認の締切、差し戻し基準を決めるだけで、外注の制作と改善の精度が上がります。社内の負担は少し増えますが、その分運用は止まらず成果につながりやすくなります。

10.【相見積もり】比較項目チェックリスト

複数社を比べるときに失敗しやすいのは、支援範囲が揃っていないまま金額だけを見ることです。投稿本数、画像有無、返信範囲、監視時間、レポート頻度、改善提案、緊急対応などを同じ条件に揃えると、比較は一気に簡単になります。この章では、相見積もりで使える比較項目をチェックリスト化します。

投稿条件

投稿本数・画像有無・スレッド対応・修正回数を揃えると、金額比較が正しくできます。

相見積もりで最初に揃えるのは、投稿本数だけでなく画像の有無、スレッド対応、修正回数です。同じ週3投稿でも制作負荷が違うため、金額比較が正しくできません。条件を揃えると、価格の差が「何の工数の差なのか」まで見えるようになり、必要な支援で判断できます。

返信・監視条件

一次返信の範囲と監視時間帯を揃えると、社内に残る工数の差が見えます。

返信と監視は、社内工数とリスクに直結するため比較の重要項目です。一次返信をどこまで外注が持つのか、DM対応は含むのか、監視は平日だけか夜間休日も含むのかを揃えます。ここを曖昧にすると「安いが社内作業が多い」見積になり、運用が回らない原因になります。

レポート条件

レポート頻度と所見・改善提案の有無を揃えると、成果に直結する支援を見分けられます。

レポートは頻度だけでなく、所見と改善提案が含まれるかが本質です。数字の一覧だけだと次の打ち手が出ず、運用が停滞します。週次か月次か、投稿別分析があるか、改善案が資料で残るかを揃えると、成果につながる支援かどうかを比較できます。改善の質が会社の差になります。

緊急対応条件

緊急連絡ルートと一次対応範囲を揃えると、リスク対応の強さを比較できます。

緊急対応は、監視→連絡→一次対応のどこまでを外注が担うかで差が出ます。緊急連絡の方法、対応時間の目安、追加費用の条件まで揃えて比較すると安心です。ここが曖昧だと、問題発生時に「対象外」「追加料金」となり初動が遅れます。企業アカウントほど事前確認が必須です。

体制条件

担当人数と役割分担、連絡スピードを揃えると、品質ブレのリスクを比較できます。

体制は、担当人数と役割(企画・制作・分析)と連絡の速さで比較します。担当が一人で属人化すると、品質や対応速度がぶれやすくなります。レビュー体制や定例ミーティングの有無も確認すると、運用が安定するか判断できます。体制の差は、運用品質と改善スピードの差として出やすいポイントです。

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11.【相談前整理】目的・社内対応・予算感の3点

相談や見積依頼の精度を上げるには、先に自社側の条件を3つだけ揃えるのが効果的です。目的(認知・採用・問い合わせ)、社内でできること(素材・承認・返信)、予算感(ライト〜成果重視)が曖昧だと、提案の前提がバラバラになり比較できません。この章では3点を短く整理し、相談が進む状態を作ります。

目的

目的が認知か採用か問い合わせかでKPIと打ち手が変わるため、最初に優先順位を決めます。

目的が認知なのか採用なのか問い合わせなのかで、投稿テーマも見る指標も変わります。目的が曖昧だと、各社から提案がバラバラに出て比較できません。最初は一つに絞り「何が増えたら成功か」を決めるだけで十分です。目的が揃うと、運用の設計も見積の前提も揃います。

社内対応

素材提供・承認・返信を社内でどこまで持てるかで任せ方が決まるため、現実の体制を整理します。

社内でできることは、素材提供、承認、一次返信の3点で整理すると分かりやすいです。ここが決まると、完全委任が必要か、伴走で回せるかの判断ができます。逆に曖昧だと、外注に任せたつもりでも社内作業が増え、運用が止まりがちです。現実の体制を前提に組むことが重要です。

予算感

ライト(投稿中心)か標準(投稿+レポート)か成果重視(改善提案まで)で投稿量と改善の深さが決まるため、予算レンジを先に決めます。

予算はライト・標準・成果重視のどれを狙うかで、投稿量と改善の深さが変わります。広告を使うかどうかでも費用構造が変わるため、想定レンジを決めておくと相談が早いです。予算が決まれば、各社の提案も現実的になり、見積比較がしやすくなります。

12.おすすめのX運用代行会社6選

ここでは、おすすめのX運用代行会社を6社紹介します。

1.フルスピード

向いている企業:広告やキャンペーンも絡めて成果を取りにいきたい企業

フルスピードは、X運用を「投稿中心の運用」だけで終わらせず、広告運用や分析ツールの活用まで含めて設計できるのが強みです。SNSや広告の仕様変更が多い中でも、媒体の最新情報を踏まえて打ち手を更新しやすく、社内にノウハウが少ない企業でも運用判断が進みます。

概要

URL https://growthseed.jp/
問い合わせ先 03-5728-4460
特徴・強み ・X運用代行に加えて、X広告運用も依頼可能
・戦略策定〜投稿企画〜分析まで一括支援
・幅広いジャンルで1000件を超える実績

2.JAPUMP

向いている企業:外注が初めてで、どこまで代行に入ってもらうかを作業単位で決めたい企業

JAPUMPは、X運用を「何をどこまで任せるか」を、実務レベルで決めやすいのが特徴です。投稿作成に加えて、コメント返信やDM返信など日々の対応業務まで範囲に含めたプランがあり、社内の作業がどれだけ残るのかが見えやすい設計になっています。

概要

URL https://japump.co.jp/twitter/
問い合わせ先 https://japump.co.jp/twitter/contact/
特徴・強み ・自発リプライ/エゴサーチなど自発的な運用も可能
・DM返信/コメント返信まで対応
・オンライン定例会/月次レポートによる分析改善

3.ホットリンク

向いている企業:データ・分析に強い運用で、拡散や反応の再現性を高めたい企業

ホットリンクは、マーケター・デザイナー・データアナリストを含めた運用体制により、反応データを見て改善に落とす流れを作りやすいのが特徴です。さらに、コンサル・運用代行・広告運用を分けて提供しているため、社内体制に合わせて「任せる範囲」を設計しやすいのもポイントです。

概要

URL https://www.hottolink.co.jp/
問い合わせ先 https://www.hottolink.co.jp/contact-top/contact/
特徴・強み ・データアナリストを含めた運用体制
・コンサル/代行/広告を分けた支援体制
・ビッグデータ分析を活かした広告設計

4.トライバルメディアハウス

向いている企業:運用結果をもとに、改善の打ち手まで一緒に決めたい企業

トライバルメディアハウスは、報告会で運用を点検し、次にやるべき打ち手まで提示するスタイルが特徴です。投稿の反応を踏まえて改善を進めたい企業に向き、Xならではの施策(スペース企画、ハッシュタグ分析、オリジナルハッシュタグ企画など)にも対応領域を広げられます。

概要

URL https://www.tribalmedia.co.jp/
問い合わせ先 https://www.tribalmedia.co.jp/contact/form/
特徴・強み ・報告会で改善アクションを提示
・スペース企画も支援範囲
・ハッシュタグ分析まで対応可能

5.コムニコ

向いている企業:属人化を避けて、運用を仕組み化したい企業

コムニコは、運用代行だけでなく、運用管理ツール「コムニコ マーケティングスイート」を提供している点がポイントです。投稿予約、分析、コメント管理などを一つのツールで扱えるため、運用の手順を標準化しやすく、担当者が変わっても運用品質を保ちやすくなります。

概要

URL https://www.comnico.jp/services/consulting
問い合わせ先 https://www.comnico.jp/inquiry-consulting
特徴・強み ・投稿予約・分析などの運用管理ツールも提供
・常時75アカウント以上運用できる体制
・災害時やトラブル発生時の迅速な対応

6.ガイアックス

向いている企業:社内体制に合わせて、支援範囲を柔軟に組み替えたい企業

ガイアックスは、支援内容を「パッケージ固定」にせず、目的や社内体制に合わせて組み替えられる柔軟性が強みです。戦略設計だけ、運用代行まで、内製支援までなど、必要な範囲を切り分けやすく、社内の分担と噛み合わせて設計できます。

概要

URL https://www.gaiax.co.jp/
問い合わせ先 03-5759-0300
特徴・強み ・グループで連携したコメント返信/監視のオペレーション体制
・運用実績10年以上/延べ1,000社以上の実績
・運用担当者向けの情報発信メディアも運営

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13.まとめ

X運用代行で失敗が起きる原因は、業務名や料金で判断してしまい、運用の実態(投稿・返信・監視・改善・緊急対応)が契約後にズレることです。だからこそ最初にやるべきは、任せられることと社内に残ることを分け、分担表で運用の設計図を作ること。設計図があれば、各社の見積を投稿本数・返信範囲・監視時間・レポート頻度・改善提案・緊急対応で同条件に揃えられ、価格ではなく必要な支援で選べます。成果を狙うなら、投稿作業よりも「改善が回る仕組み」を優先し、稟議が通る比較材料を先に整えるのが最短ルートです。

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