リスキリングとは、仕事において必要なスキルの再教育、再開発のこと。近年ではデジタル化に向けた大幅な仕事内容の変化や新しく生まれる職業に対応するために必要なスキルの再教育として使われることが多い。DX化が進む近年では、リスキリングが推進されています。
既存の従業員に再教育を行うことで、ITスキルなど高度な専門知識を持つ人材を増やすことができるほか、従業員にとっても求められる仕事の大幅な変化による失業を防ぐこと、業務の効率化ができるというメリットがある。
関連した用語としてリカレント教育があるが、こちらは職場を1度離れてから大学などの教育機関で学習していくという違いがある。
【リスキリング】
読み方:りすきりんぐ
英語:Re-skilling
例文
(1)Amazonは従業員のリスキリングのために7億ドルを投じてトレーニングプログラムを開発しています。
(2)日本でも日立や富士通などの企業がデジタル関連の大規模な教育プログラムに取り組んでいます。
(3)新型コロナウイルスの影響による働き方の変化も、リスキリングが注目を集める理由の1つです。
(4)リスキリングを行うことで、採用にかかるコストを削減することができます。