CBDC(中央銀行デジタル通貨)とは、「Central Bank Digital Currency」の略称です。中央銀行が法定通貨として発行している、デジタル通貨のこと。
通貨とは、紙幣と硬貨、中央銀行当座預金が含まれます。日本銀行は、CBDCの条件として、以下のものを上げています。①デジタル化されていること、②円などの法定通貨建てであること、③中央銀行の債務として発行されることが条件となっています。キャッシュレス化への適応や、コスト削減、決済システムの効率化、金融包摂の推進、マネーロンダリングや犯罪の防止などのメリットがあります。
【CBDC(中央銀行デジタル通貨)】
読み方:しーびーでぃーしー(ちゅうおうぎんこうでじたるつうか)
英語:Central Bank Digital Currency
例文
(1)CBDCの実現は、発展途上国でも利便性の高いサービスを低コストで利用できる。
(2)CBDCの普及に伴って、サイバー攻撃や匿名性を配慮しなければならない。