ストックビジネスとは、顧客と契約を結んで、継続的な利益を得るというビジネス形態です。この言葉は和製英語で、サブスクリプションビジネスとほとんど同じ意味で使われます。

ストックビジネスは、一定の顧客を確保できれば収益が安定しやすく、サービスの長期的な継続が期待できます。また1度契約をすると毎月契約をする必要がないので、次の月の売り上げがある程度予測できます。そのため経営戦略も立てやすくなるというメリットがあります。

様々なメリットがある一方でデメリットもあります。サービスを始める段階や始めたてのときは、サービスのシステム構築に手間がかかったり、会員が確保できるまでは時間がかかるので、収益化するまでに時間がかかったりします。そのため、辛抱強くサービスを続けていく必要があります。

ストックビジネスとは別に、フロービジネスというビジネス形態もあります。これはストックビジネスとは異なり、顧客との取引が1回で終わるビジネス形態で、主に飲食店や小売店などで採用されています。

 

【ストックビジネス

英語:Stock business

例文
(1)ストックビジネスを始めてから、経営が安定している。
(2)学習塾やインフラ会社など、多くの企業がストックビジネスを採用している。

 

 

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