LGPD(Lei Geral de Proteção de Dados)とは、2018年8月に公布された、ブラジルにおける個人情報の保護に関する法律のこと。消費者が自分の個人情報をより広く管理できるようになることを目的として、個人情報に関する個人の権利と企業が適切にデータを扱うための法的根拠について定めている。ブラジル国民だけでなく、ブラジルで仕事をしている外国人のデータなど、ブラジル内で収集された全ての個人情報に適用されるという特徴を持つ。

LGPDでは以下の項目が定めている。

◆個人の権利

・自分のデータが処理されていることを確認する権利
・自分のデータにアクセスする権利
・不完全、不正確、古いデータを修正する権利
・不必要または過剰なデータ、またはLGPDに準拠して処理されていないデータの匿名化、ブロック、削除を行う権利
・データのポータビリティ(要求に応じて他のサービスや処理者に引き渡すこと)の権利
・自分のデータを削除する権利
・管理者がデータを共有している公的機関および民間企業に関する情報への権利
・同意を拒否する可能性とその結果についての情報を得る権利
・同意を撤回する権利

◆企業が適切にデータを扱うための法的根拠

・データ対象者の同意がある場合
・管理者が法的または規制上の義務を果たすために扱う場合
・LGPDの第4章に基づき、法律や規則で定められた公共政策の遂行に必要なデータの処理および共同利用のための行政機関による活用の場合
・可能な限り個人データの匿名化を確保した上で、研究機関による調査を実施する場合
・データ対象者の要請により、データ対象者が当事者である契約の履行または契約に関連する予備的な手続きに必要な場合
・ブラジル仲裁法に基づく司法、行政または仲裁手続きにおける権利の正規の行使のために扱う場合
・データ対象者または第三者の生命または身体の安全を保護するために扱う場合
・健康を保護するため、医療従事者または医療機関が行う手続きにおいて扱う場合
・管理者または第三者の正当な利益を実現するために必要な場合。ただし、個人データの保護を必要とするデータ対象者の基本的な権利および自由が優先される場合を除く。
・信用の保護のために扱う場合

 

【LGPD】

読み方:えるじーぴーでぃー

正式名称:LawLei Geral de Proteção de Dados(ポルトガル語)

例文
(1)LGPDは、EUにおける個人情報保護法であるGDPRをもとに作られました。
(2)ブラジルのLGPDの他にも、アメリカのCCPAなど世界的に個人情報保護に関する法律が制定されつつあります。

 

 

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