ラストワンマイルとは、物流業界でよく用いられる言葉で、最終拠点(最寄りの宅配便営業所)から届け先までを指します。近年、ネットショッピングやデリバリーサービスの利用が増加しています。それに伴い、各社は送料無料、翌日配送などのサービスで競合他社との差別化を図っているのが現状です。そんな中、ラストワンマイルの最適化が大きな課題となっています。
具体的には、従来の集約的な物流拠点に対し、拠点をエンドユーザーに沿って分散させることで、ラストワンマイルの短縮が試みられています。これらはサービスの満足度向上につながる反面、企業の利益率圧迫や、宅配業者の負担増大といった問題点もあります。そのため、宅配ボックスの活用といった取り組みも行われています。
【ラストワンマイル】
読み方:らすとわんまいる
英語:last one mile
例文
(1)ラストワンマイルでの競争が激化することにより、宅配業者の負担が増加している。
(2)ラストワンマイルを制することは、顧客への大きなアピールポイントにつながる。