グループウェアとは、社内の情報共有やコミュニケーションを円滑に行えるようにするシステムのことです。1996年にアメリカのコンピュータ関連企業であるIBMが「Lotus Notes 4.0」というグループウェアを発売したことで、大手企業を中心に本格的な導入が開始されました。現在は比較的低価格で利用できるので、中小企業がグループウェアを導入している例も多くあります。

グループウェアの機能は、スケジュール管理やチャット機能、文書管理など多岐にわたります。導入することによって、生産性の向上や社内コミュニケーションの活性化ができるだけでなく、ペーパーレス化の促進や人件費の削減にも期待できるなど、多くのメリットが挙げられます。しかし情報漏洩のリスクが高まるため、その点には十分注意が必要です。

グループウェアを導入するには、社内のセキュリティ環境を整えたり、企業に合ったグループウェアの選定をしたりするなど様々な準備や初期投資が必要ですが、長い目で見ると会社に良い影響を与えるツールだと言えます。

 

【グループウェア

英語:Groupware

例文
(1)グループウェアを利用することによって、業務の見える化を促進することができた。
(2)人件費を削減するためにグループウェアを導入することに決めた。

 

おすすめの記事