AGIとは、「Artificial General Intelligence」の略で、日本語では「汎用人工知能」と呼ばれます。さまざまな課題を処理することができ、人間に近い思考回路や感性を持っているのが特徴です。
AGIに対比されるのが「特化型人工知能」です。従来のAIは、データベースを基にする、特定のタスク処理のみを得意としていました。それに対してAGIは、より汎用的な機能を持っています。データを活用した分析のみならず、自ら推論し、答えを導き出すことが可能です。
この性能の違いに注目して、汎用人工知能を「強いAI」、特化型人工知能を「弱いAI」と呼ぶこともあります。従来ビジネスに活用されているのは弱いAIがほとんどでしたが、今後は強いAIの積極的な利用も期待されます。
【AGI】
読み方：えーじーあい
英語：AGI（Artificial General Intelligence）
例文
（１）AGIの先駆けであるChatGPTは、現在世界中の注目を集めている。
（２）AGIの実現に伴う倫理的問題や雇用の喪失に関しては、活発な議論が続いている。
