RPAは、業務の効率化や生産性向上のための技術として注目を集めているテクノロジーです。ホワイトワーカーのための産業ロボットとして民間企業や自治体での導入も進んでおり、今後もますますRPAツールの導入が一般化されていくと予想されています。
しかし実際は、
「RPAが何かよくわからない」「AIやExcelマクロとなにが違うのか」
と疑問に思われている方も多いのではないでしょうか。
導入を検討する場合、まず基本的な定義や類似するものとの違いを把握することが大切です。今回はこのRPAについて詳しくご紹介します。厳選したおすすめの会社も併せてご紹介しますので、ぜひ参考にされてください。
RPAとはいったい何か?
RPAとは「Robotic Process Automation(ロボティック・プロセス・オートメーション)」の略称で、ロボットによる業務自動化を指します。工場でブルーカラーの労働を代行する従来のロボットと異なり、仮想ロボットがホワイトカラーの知的労働を代行します。またデジタルレイバー、仮想知的労働者とも呼ばれています。
これまで人間がPCなどで行っていた画面上の操作をRPAに覚えさせることで、RPAが自動的に再現処理を行います。これによって請求書の処理やコールセンター業務などのホワイトカラーの一連の事務作業が自動化・代行可能になります。
RPA市場規模は2016年には85億円でしたが、2021年には749億以上になると見込まれており、非常に成長率の高い市場となっています。
RPAツールには大きく分けて3種類ある
たくさんのRPAツールがありますが、大きくデスクトップ型・サーバー型・クラウド型の3種類に分けることができます。
RPAの種類の違いはデジタルレイバーが働く場所によって区別が可能です。例えばサーバー上で動くRPAロボットの場合であればサーバー型のRPAということになります。
デスクトップ型
ロボットがデスクトップ上で働くRPAです。
・PC一台から導入できる
デスクトップ型は一人一人のPCにRPAを導入します。ロボットは各PCで開発するため管理コストが低くなります。逆にロボットを複数の間で効率的に共有・管理したい場合は不向きです。
・管理が比較的容易
1台のPCのみのロボットなので、個人単位での管理ができます。管理が簡易になるため状況を把握しやすいですが、管理体制が属人的になるという面もあります。
サーバー型
ロボットがサーバー内で働くRPAです。
・一括ですべてのロボットの管理ができる
サーバー上で動作するためすべてのロボットの一括管理と共有が可能です。部門ごとでの情報共有や、複数での同時進行の業務などに向いています。
・全社的なRPA導入が可能
サーバー型のRPAでは大量のロボットの作成・管理ができるので社内業務の広範囲で導入が可能です。限られた部門だけでなく社内全体でRPAを活用していきたい場合に適したRPAツールです。
・安全性が高い
サーバー上での運用なのでセキュリティ面で安心できます。個人情報を扱うような高いセキュリティ要件の業務にも適しています。
クラウド型
ロボットがクラウド上で働くRPAです。
・自社内でのサーバー構築が不要
クラウド型の場合はRPAをWEBブラウザを通して利用するため、自社でのサーバー構築が不要です。そのため比較的低コストでの運用が可能になります。
・セキュリティに課題がある
業務データをクラウド上にアップする必要があるため、データ漏洩のリスクが考えられます。クラウド型を選定する際にはセキュリティ面のチェックが大切になります。
RPAを利用するメリット 4つ
1.ミスを防止できる
ロボットはルールに沿って正確に作業を実行するため、人為的なミスを排除することができます。人力での業務は人数に比例して入力ミスや入力漏れなどのヒューマンエラーが増えやすくなりますが、RPAが作業を担当することにより業務改善とサービスレベルの向上が期待できます。
2.24時間稼働ができる
RPAは365日24時間の稼働が可能です。業務のスピードアップに繋がりますし、長時間業務でもケアレスミスも発生せず安心して業務を任せることができます。従来に比べて大幅なスケジュール短縮もできるうえ、社員の業務をRPAが分担することで人手不足や残業などの問題も解決することができます。
3.コストを削減できる
定型業務をRPAが自動化することによって社員の業務負担が軽減され、人件費も抑えることが可能になります。人を雇えば法定労働時間の人件費に加えて休日出勤や時間外手当等が掛かりますが、ロボットは稼働時間に関係なく一律のコストで運用ができる点が大きな強みです。
4.現場での開発や設計ができる
プログラミングの知識がなくても開発・設計ができるRPAも多く登場しています。これまでのようにIT部門などの専門職に頼る必要もなく、現場で誰でも操作ができるため業務に即した自動化を行うことができます。
RPAを利用するデメリット
1.RPAは「自分で考えることができない」
RPAは自分で考えることができません。ルーティーンワークの代行はできますが、AIのように蓄積されたデータを比較・判断することはできません。そのため「どうすれば売り上げが伸びるのか・どうすれば顧客満足度が上がるのか」などといったマーケティング戦略をRPAが行うことは難しくなります。
2.不正アクセスや情報漏洩に注意が必要
RPAに限ったことではありませんが、導入する場合にはセキュリティを含めた運営体制について考えることが大切になります。RPAによる自動化にシステムのログイン等も含めた場合は、ロボットにIDやパスワードを付与することになるため、第三者によるアカウントの乗っ取りや社内でのアクセス制限の不正利用も想定して対応する必要があります。
3.システム変更などで誤作動が起きることも
RPAは複数のシステム間で連携して作業を行うことができます。しかし業務フローやシステムの変更が起きた場合、ロボットが自分で軌道修正を行うことはできません。システム変更の場合は特に、IT部門と現場が連携不足の場合、ロボットが停止・誤作動を起こす可能性もあります。そのため関係あるシステムやアプリの変更時には、RPAの業務に影響があるか随時確認する必要があります。
既存のシステム(Excelマクロ・VBA・AI)との違いは?
それではRPAは、ExcelマクロやVBA、AIなどとどう違うのでしょうか?
Excelマクロとの違い
1.RPAはプログラミング知識が必要なし
〈Excelマクロ〉
基本的なExcel作業であればプログラミング知識は不要。しかし多様な業務処理を行う場合はVBA※を理解する必要がある。
〈RPA〉
プログラミング知識は不要。テンプレートやフローチャートなどでプログラミング知識がない人でも使いやすいように作られている。
※VBA:Visual Basic for Applicationsの略。Excel等で使えるプログラム、又はそのプログラミング言語を指す
2.RPAは膨大なデータ処理ができる
〈Excelマクロ〉
PC上の操作になるため、PCのスペックによってデータ処理の時間が影響される。大量のデータ処理には時間が長く掛かったりフリーズすることもある。
〈RPA〉
企業のサーバーやクラウド上での作業なので、すべての作業を高速処理できる。
VBAとの違い
RPA=PC操作の自動化ツールというと、VBAと同じように思う方もいるかもしれませんが、VBAは自動化できる対象が限定されています。
〈VBA〉
VBA(Visual Basic for Applications)はマイクロソフトが提供するOfficeアプリケーション上の処理のみを自動化できる。しかし原則その他のアプリケーションでは利用できない。さらにVBAで自動的に処理を行わせるためにはプログラミング言語を理解する必要がある。
〈RPA〉
PC上で行われる作業であれば、どんなアプリケーションかに関わらずノンプログラミングで自動化できる。
AIとの違い
AIは一般的に人工知能を搭載したソフトウェアを指し、RPAは業務を自動化するシステムを指します。そのため自律的に判断できるようにAIを搭載した高度なRPAも存在します。
〈AI〉
主体的な判断を行うことができる。多様な機械やシステムに組み込めるほか、データに基づいて司令塔としての機能を果たすことができる。
〈RPA〉
人間が設定したルールに従って忠実に作業を実行する。
おすすめのRPAツール 6選
1.WinActor(ウィンアクター)
特徴
株式会社エヌ・ティ・ティ・データの「WinActor」は、NTT研究所が開発し、グループによって長年利用されてきた歴史と豊富な導入実績に裏打ちされた、機能を備える純国産のデスクトップ型RPAソリューションです。幅広いシステムやアプリケーションと連携できるため、様々な業務の自動化を行えるほか、詳しい知識は不要で誰でも手軽に業務の改善が可能です。
おすすめポイント
・Windows端末から操作可能なあらゆるソフトに対応
・プログラミング知識や特殊言語は不要で使える
・即日利用OK
2.Automation Anywhere(オートメーション・エニウェア)
https://www.automationanywhere.com/
特徴
株式会社日立ソリューションズのサーバー型「Automation Anywhere」は全社の定型業務を幅広く自動化し、ROIを最適化するデスクトップ型RPAツールです。自動化できるアプリの幅が広いため様々な部門の自動化要件に応えます。ロボット起動バリエーションが豊富なので人手を煩わせません。人事や経理などの社内間接業務以外にも、サプライチェーン業務や顧客向けサービスなど様々な業務に活用が可能です。RPAを検討するチェックポイントである開発のしやすさ・管理機能・対応システムの種類・サポートの全項目で高い評価を得ているサービスです。
おすすめポイント
・自動化できる対象の幅が広い
・充実したロボット管理機能
・ロボットが稼働した時間や実行回数を記録するレポート機能
3.UiPath(ユーアイパス)
特徴
デスクトップ型RPA「UiPath」は、業務や作業を自動化するロボットを作成するツールです。1つのRPAがロボットの作業内容や状況を全て管理しており、複数の従業員と情報共有ができます。拡張性も高く、金融・保険・広告などの様々な業界で活用されています。基本操作はドラッグ&ドロップのわかりやすいUIで、簡単に利用しやすいところも特徴です。
おすすめポイント
・世界で750,000以上のUniPathユーザー
・東証一部の時価総額順位トップ30企業中の7割の企業が利用している
料金について
有料版:UniPath RPAプラットフォーム
大企業向けの開発環境。リモートでのロボット設置と操作が可能なUniPath Orchestratorの統合が可能。無料体験期間は60日間
無料版:UniPath Communityエディション
個人・中小企業向けの開発環境。UniPath Orchestratorとの統合は不可。
※無料版の利用条件:年商100万ドル以下もしくはワークステーション数250万台以下の小規模事業者、学術機関、非営利団体
4.Blue Prism(ブループリズム)
https://www.blueprism.com/japan/
特徴
Blue Prism社のサーバー型「Blue Brism」はRPAの元祖と呼ばれるツールです。サーバー中央管理型を採用した大規模なRPAで、権限管理を含め厳しいセキュリティ機能を搭載しており、高い安全性を保っています。一般的なWEBブラウザでの利用できる利便性もあり、医療・金融機関でも多く導入の実績があるため、使いやすさと安全性を求める方におすすめのRPAツールとなっています。
おすすめポイント
・金融機関や医療機関も多数導入の高セキュリティRPA
・サーバー中央管理型なので実行ログや監査ログも取得可能
・全社統制の取れるRPA運用ができる
5.Autoブラウザ名人(オートブラウザ名人)
https://www.usknet.com/services/webedi/
特徴
Autoブラウザ名人はブラウザ上で行う定型的なルーティーンワークを自動化し、業務の自動化とデジタル化を推進するRPAツールです。2004年の発売以来ブラウザ操作の安定した自動化を追求した結果、現在その稼働安定性が評価されRPAツールとして高いシェアを獲得しています。また条件分岐やエラー時の対応など柔軟なシナリオ作成が可能です。自分のPCから実行用端末に対して実行指示が行えるため、部署や担当者ごとのRPAが不要で展開コストを抑えることができます。
おすすめポイント
・発売以来15年・導入実績400社の実績
・開発と導入しやすいRPA
・柔軟なシナリオ作成が可能
料金について
品名 | Autoブラウザ名人 開発版 |
Autoブラウザ名人 実行版 |
実行指示クライアント |
1年ライセンス | 400,000円 | 120,000円 | 24,000円 |
5年ライセンス | 1,800,000円 | 540,000円 | 108,000円 |
備考 | スクリプト開発機能、実行機能 | スクリプト実行機能 | 即時に実行指示できるソフトウェア、保守料含む |
※その他データ変換オプション開発版、実行版、PtoE変換オプション等
6.株式会社アイティフォー
特徴
株式会社アイティフォーは、NICE社のRPAを国内で代理販売しています。日本国内で200社以上に導入をしており、銀行、信金、証券、生保など多くの企業で高い信頼と実績を得ています。アイティフォーのRPAツール「ナイス・デスクトップオートメーション」は単一な業務フロー以外にも、複数業務が重なった手続きや処理ルールが異なる複雑な業務フローの効率化と最適化にも対応しています。また集中的な運用管理を行っているためリスクマネジメントや内部統制の面でも安心のRPAツールです。
2つのRPAツールを提供
・ナイスロボティックオートメーション
大量に繰り返し行う作業の自動化に最適。
人間30人以上の処理能力を持つ業務完全自動化RPAツール。人間が行うPC操作全てを自動化できる
・ナイス・デスクトップオートメーション
人間が行う業務をアシストし、経験やスキルに依存せず、効率よく正確な判断に基づいた業務遂行をサポートする半自動化のRPAツール。
サポートが充実!RPAツール 4選
1.ロボパットDX(ロボパットディーエックス)
特徴
株式会社FCEプロセス&テクノロジーの「ロボパットDX」は、社員の稼働負荷が多い現場部門向けに設計されたRPAツールです。WEBやシステムに詳しくない事務職や業務部門の社員でもすぐに操作できる、業務を直感的に置き換えられるUIが特徴です。また1か月の無料トライアル期間中は3アカウントまで利用でき、コンサルタントが自動化の手伝いを行うため、実際にRPAツールをしっかり試してみたい方におすすめです。
おすすめポイント
・1か月単位での契約が可能
・すべてのソフトやブラウザアプリが使える
・月額料金内で充実したサポートが受けられる
料金について
プラン名 | フル機能版 | 実行専用版 |
ライセンス数 | 1ライセンス | |
月額 | 12万円 | 4万円 |
機能 | ロボシナリオの作成と実行ができる | ロボシナリオの実行と簡易修正ができる |
◆導入コンサルティング 0円
※導入から実運用まで人材育成から環境づくりまで、初期段階からコンサルティング
◆フル機能版は1か月単位で契約可能
年間契約で10%OFF
2.PINOKIO(ピノキオ)
特徴
PINOKIOは使いやすさとサポート体制に優れたデスクトップ型RPAツールです。月額10万円で専任スタッフによる定着支援も付くほか、1か月間は無料で試用できるため、どれを導入すべきかわからない方や、初めてのRPA利用で不安な方にもおすすめのサービスです。
おすすめポイント
・誰にでも使えるUIで簡単に操作ができる
・月額10万円で専任スタッフのサポート付き
・月単位の契約で使いやすい
料金について
製品サポート込み 月額10万円
※初期費用無料
3.BizRobo!(ビズロボ)
特徴
「BizRobo!」はホワイトカラーの生産性を革新する、ソフトウェアロボットの導入と運用を支援するデジタルレイバープラットフォームです。100,000ロボット超の開発と運用実績とノウハウで、RPA導入時の検討準備、体制構築、全社的な取り組みを見据えた展開をサポートし、機械学習を含むAIテクノロジーを搭載した複数のツールを業務に合わせて適切に提案します。またデジタルレイバー運用スキルを習得したパートナーが業界・業種に特化したノウハウとサービスを提供し、業務に適した活用方法を提案します。
おすすめポイント
・国内1,560社以上の現場で業務代行の実績あり
・国内実績No.1PRAノウハウで最適なRPAソフトウェアの組み合わせを提案
4.Autoジョブ名人
https://www.usknet.com/services/autojob/
特徴
ユーザックシステム株式会社のデスクトップ型「Autoジョブ名人」は、15年間の業務自動化ノウハウと500社の導入実績を誇るRPAソリューション「Autoブラウザ名人」で培ったHTMLタブ解析機能を、Windowsアプリにも適応したRPAツールです。UIタグによる確実な項目認識によって安定した業務の自動化を実現します。操作対象のタグ指定による自動化が基本となっているため安定した稼働が可能です。ミスが許されない業務の自動化を考えている方に特におすすめのRPAツールです。
おすすめポイント
・充実したサポート体制で、開発対英に応じた教育メニューを提供
・ちょっとした業務の自動化にも導入しやすい価格
・安定稼働のRPA
料金について
品名 | Autoジョブ名人 開発版 |
Autoジョブ名人 実行版 |
実行指示クライアント |
1年ライセンス | 600,000円 | 180,000円 | 24,000円 |
5年ライセンス | 2,700,000円 | 810,000円 | 108,000円 |
備考 | スクリプト開発機能、実行機能 | スクリプト実行機能 | 即時に実行指示するためのソフトウェア、保守料含む |
※その他データ変換オプション開発版、実行版、PtoE変換オプション等
スモールスタートにおすすめのRPAツール 2選
ipaSロボ(アイパスロボ)
https://www.deliv.co.jp/products/ipas
特徴
ipaSロボはコンピューター上のマウス・キーボード操作をシミュレートすることでパソコン上の定型的な業務プロセスを自動化できるRPAツールです。端末1台から始められるデスクトップ型になっており、スクリプト作成して実行するフル機能版とスクリプトを実行するだけの実行版の2つのライセンスがあるため、スモールスタートで始めることができ、初期投資を抑えて組織への展開を行いやすいのが特徴です。またプログラミングスキル不要で導入でき、導入後は現場でのスクリプト修正などが容易にできます。
おすすめポイント
・端末操作と表示画面記録で簡単にスクリプト作成
・システム連携の自動化が可能
・現場主導で業務の効率化ができる
SynchRoid(シンクロイド)
https://www.synchroid.jp/rpa_portal/
特徴
SoftBank株式会社の「SynchRoid」は、RPAテクノロジーズ株式会社のBizRobo!をベースに開発されたSoftBank独自のRPAソリューションです。直感的に操作ができるためITの知識が少ない方でも容易にロボット開発ができ、幅広い業務に活用が可能です。プログラミング不要の業務フロー作成のほか、作成中のロボットの動作確認をしながらの開発ができます。デスクトップ型とサーバー型から選択でき、ユーザーが利用しやすい手軽なRPAツールとなっています。
おすすめポイント
・ソフトバンクのPRA自社導入のノウハウを提供
・事業規模を問わない豊富な導入実績
・別途RPAトータルサービスあり
ジャンルに特化したRPAツール 2選
1.BizteX cobit(ビズテックス コビット)
特徴
BizteX株式会社による国内初のクラウド型RPAツール「BizteX cobit」は、定型業務を指示しておくことで人間の代わりにワンクリックで代行してくれるデジタルロボットです。人材採用業務で発生するメール送信・転記などの煩雑な業務を自動化と効率化ができるため、人材紹介業、採用代行事業、事業会社の人事などで広く活用されています。特徴として、多くのRPAサービスが利用開始まで3か月程必要なところを、BizteX Cobitでは最短即日での利用が可能です。業務に合わせて低価格なプランを提案してくれるため、早くRPAを導入したい、なるべく低価格で利用したい方におすすめです。
おすすめポイント
・クラウドによるサービス提供で柔軟で素早い改善が可能
・申し込みから最短即日で利用できる
・他社と比べて低コスト化を実現
人材採用業務のRPA活用例
・スカウト、オファーメールの送信ロボット
・最新の求人情報を自社システムに転記するロボット
・案件開拓に必要なターゲットリスト作成ロボット
・問合せユーザーの管理システムへの情報移管ロボット
など
※無償のトライアル期間あり
2.Accountech® RPA(アカウンテック RPA )
特徴
ICSパートナーズの「Accountech® RPA」は、同社が設計・開発・サポートまでを一貫して行う経理業務と会計業務に特化したRPAです。経理部門でよくあるシナリオを想定した上で、様々なロボットを開発・提供しているため、自動化したいシナリオに合わせて必要なロボットを組み合わせるだけでRPAの実行・構築が可能です。他社のRPA導入と比べて驚くほど簡単な設定操作ができ、短期導入と安定稼働を実現できます。
おすすめポイント
・経理と会計の定型業務を自動化するRPA
・経理部門主導の導入で汎用RPAよりも短期で安定稼働を実現
・要件定義や設定不要!ロボットを組み合わせるだけのRPA構築
おわりに
いかがでしたでしょうか。RPAの導入によって、企業内の定型業務が大きく変わり、業務の効率化やコスト削減が可能になります。そのため、どのRPAツールを使うかの選定は重要です。
自社の業務規模に合う機能と価格か、継続して利用の必要があるかなど、現在の状況と今後の展望をあらかじめ考えた上でツール選びをすれば、より効率的にサービスを利用できるでしょう。自社にあうRPAツール選びのためにも、ぜひこの比較記事をご参考になさっていただければと思います。
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