スモールマスとは、通常の市場を表すマスよりも小さいけれど、一定以上の規模を持つ市場のことです。2015年頃に花王が提唱し、マーケティング業界に広がってきています。
インターネットの普及により、従来のマス市場を対象とするマーケティングでは、消費者のニーズに応えきれなくなってきました。そこで、細かく分類されたスモールマス市場に向けてマーケティングを行う企業が増えてきています。
スモールマスが注目されるようになった背景としては、技術の進歩により、生活スタイル、年齢・性別、好みなど、消費者それぞれのニーズに合わせた商品を開発することができるようになったことや、SNSを使って、誰もが自分に合うものを選べるようになったことがあげられます。
【スモールマス】
読み方:すもーるます
英語:small mass
例文
(1)スモールマス戦略を行うにあたって、情報収集をしよう。
(2)最近では、ターゲットの絞られたスモールマスを意識して商品開発が行われることが多い。