グリーンIT とは、IT(情報技術)を活用して地球環境への負担を軽減する技術のことです。もしくは環境への負担が少ないIT関連機器やITシステムのことを指す場合もあります。グリーンITという言葉は、アメリカでは2006年頃から使われるようになり、IT技術の進歩・環境問題の悪化により、近年さらに注目を集めています。
世界中で省エネのニーズが高まっているだけでなく、企業イメージの向上につながったり、コスト削減にもつながったりする場合があるので、グリーンITに取り組むことは企業側にもメリットが大きいと言えます。日本では富士通や日立製作所、NECなどの主要なIT企業を中心に多くの企業がグリーンITに取り組み、環境への配慮を行っています。
グリーンITの取り組みの例としては、ペーパーレス化やクリーンエネルギー自動車の利用、クラウド化による機器の台数削減や作業効率の向上などが挙げられます。
【グリーンIT】
英語:Green computing
例文
(1)グリーンITは企業のみならず個人も意識していくべきである。
(2)グリーンITに取り組む企業は、IT企業を中心にたくさん存在する。