ゼロトラストとは、社内・社外関係なく「情報資産にアクセスしてくるすべての通信を信用しない」というセキュリティーの考え方です。

従来のセキュリティー対策はネットワークを内側と外側に分けた時に、内側にあるものは信頼でき、外側にあるものは信用できないという考え方でした。つまり、ネットワークへログインして一度内側に入ることができれば、信頼できるユーザーであると判断されるため、内側に入った後は内部不正が可能となっていました。

そこで、ゼロトラストの考え方が注目を集めました。ゼロトラストは内側・外側関係なくすべての通信を信用しないため、セキュリティーレベルが大きく向上するといったメリットがあります。しかし、ゼロトラストを導入するには費用と時間がかかるというデメリットもあります。

 

【ゼロトラスト】

読み方:ぜろとらすと

英語:zero trust

例文
(1)ゼロトラストの導入にむけた検討が続いている。

(2)ゼロトラストを導入したことにより、セキュリティー担当者の作業量が大きくなった。

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