自己奉仕バイアスとは、成功したときは自分の能力が優れていたと考え、失敗したら自分のせいではなく外的要因のせいであったと思い込む思考傾向のことです。
例えば学校の成績が良かったときは“自分の頭が良かったから”と考え、悪かったときは“先生は自分のことが嫌いだから”という考えです。
自己奉仕バイアスに陥ると人間関係がうまくいかなくなったり、自省ができないことから同じ失敗を繰り返したりする傾向にあります。克服するには、自己奉仕バイアスの存在を理解し、陥らないように日ごろから意識することが重要です。
【自己奉仕バイアス】
読み方:じこほうしばいあす
英語:Self-serving bias
例文
(1)自己奉仕バイアスに陥ると周りからの信頼を失う恐れがある。
(2)自己奉仕バイアスは認知バイアスの一種です。