OKRとは、Objective and Key Resultの略で、企業の目標管理手法のことです。会社全体のObjectives(目標)と目標の達成度を測るKey Results(主要な成果)を設定することによって、企業や個人がやることを明確にし、業務の改善を図ります。例えば「売上を伸ばす」をObjectivesにするなら、「リードをいつまでに何人獲得するか?」などの具体的なKey Resultsを同時に設定するということになります。

OKRは1970年代にIntel社が初めて採用し、その後Googleなど数多くの有名企業が取り入れています。多くの企業がOKRを採用する理由の1つに「立てる目標の客観性」があります。OKRは、会社と従業員の目標を結び付けて全体の目標を決定します。そのためOKRを採用すると、従来の上司による主観が入った目標から、客観的な指針に移行することができます。また目標設定のスパンが短いので、会社や市場の様々な変化に対応することができます。

OKRは従業員全体の意見が取り入れられるので、会社全体のモチベーション向上にも期待できます。そのためメルカリやYahoo!など、日本の企業も取り入れ始めています。

 

【OKR

読み方:オーケーアール

英語:Objective and Key Result

例文
(1)OKRで立てた目標は会社全体に共有されるので、従業員のモチベーション向上にも期待できる。
(2)OKRを採用することで、作業効率が高まった。

 

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