IoTとは、Internet of Thingsの略で、身の回りのあらゆる物がインターネットを通じて互いに影響し合う仕組みのことを指します。身の回りの物にセンサーなどが組み込まれることによって実現される概念で、自動車の自動運転技術などもこれに当たります。
今までは、人がデバイスに入力・指示していましたが、IoTでは人が行動しなくてもモノが情報を感知・収集してデータを送信してくれます。
IoTによって実現できる4つの機能があります。
①遠くからモノを操作する
(例・ 帰宅中に家のエアコンをONにする、家を出た後に部屋の電気を消す)
②遠くのモノの状態を知る
(例・ペットカメラで家でのペットの様子を見る、患者の睡眠状況や心拍数などを確認する)
③遠くのモノの動きを検知する
(例・人が飛び出してきたときに自動でブレーキをかける、工事現場の進捗を確認する)
④遠くのモノ同士で通信する
(例・AIスピーカーに指示を出して、お風呂を沸かす、カーテンを閉める)
このように家電、医療、自動車、工場などにIoT技術が活用されはじめていることで、より豊かで便利な生活を送れるようになると期待がされています。
【IoT】
読み方:アイオーティー
英語:Internet of Things
例文
(1)IoTが切り拓く未来が楽しみだ。
(2)IoTの活用によって、大躍進を遂げる企業が今後増えていくだろう。