減価償却とは、会計において、固定資産の購入費用を1度に経費として計上するのではなく、年ごとに分けて計上する処理方法のこと。建物や機械設備などの固定資産が生み出す利益と費用の計算を正確にするために用いられる。

仮に固定資産の購入費用を1度に計上した場合には、購入した固定資産が毎年利益を生み出す一方で、費用はその年の費用としてのみ計上されるため、利益と費用の計算に狂いが生じてしまうことになる。
それを防ぐために、購入費用を、その固定資産を使い続けられる年数(耐用年数)で割った数字を年ごとの費用として計上する方法が減価償却と呼ばれる。

 

【減価償却】

読み方:げんかしょうきゃく

英語: depreciation

例文
(1)土地や骨とう品などは減価償却の対象にはならない固定資産です。
(2)減価償却は法人税の節税などのメリットがあります。

 

 

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