アカウントベースドマーケティング(ABM)とは、特定の顧客企業に実施するマーケティング戦略のことです。幅広い顧客にアプローチするのではなく、売上が見込める顧客企業にアプローチすることで成果につなげていきます。

ABMはまず得意先など、売上が見込める企業をターゲットに絞り、その企業に最適なアプローチをしていくという手法です。ターゲットを絞ることによって、時間や人材、お金などのコストを削減でき、効率的なマーケティングを行うことができます。また個々の企業に最適なアプローチをすることで、サービスにより高い関心を持ってもらえる可能性もあり、メリットが多く挙げられます。しかしABMは初めから顧客がいることが前提なのでスタートアップ企業などには向きません。

ABMは、アメリカでは2013年頃からすでに実施されています。日本でもここ数年で注目を浴び始め、外資系企業や大手の企業を中心に、様々な企業が導入し始めています。

 

【アカウントベースドマーケティング(ABM)

英語:Account Based Marketing

例文
(1)得意先を中心にマーケティングを行うABMを導入したことで、会社の売上につながった。
(2)アカウントベースドマーケティングはスタートアップ企業には大きな効果を発揮しない。
(3)ABMのメリットは、アプローチする対象を初期段階で絞りこめることである。
(4)ABMは、高単価商材を取り扱っている企業に向いている。

 

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