データ入力代行

【2026年】データ入力代行の料金相場|作業別費用・見積もり例を解説

2025.08.20

データ入力代行の料金は、入力する文字数や件数だけでなく、1件あたりの項目数、手書きの割合、納期、チェック方法、セキュリティ要件によって変わります。

たとえば同じ名刺入力でも、氏名と会社名だけを入力する場合と、住所・部署・役職・メールアドレスまで入力する場合では、1枚あたりの料金が異なります。また、単価が安くても、初期費用や最低発注金額が設定されていると、小ロットでは総額が高くなることがあります。

この記事では、データ入力代行の作業別料金相場、公開料金例、見積もり金額が変わる条件を整理し、具体的な費用シミュレーションと料金を抑える方法を解説します。

この記事でわかること

  • 文字・名刺・名簿・アンケートなどの料金相場
  • 文字単価・項目単価・件数単価の違い
  • 初期費用や追加料金を含む総額の見方
  • 見積もり時に代行会社へ伝える項目

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データ入力代行の料金相場一覧

以下は複数の公開料金や料金解説をもとに整理した参考値です。実際の見積もりは、項目数、原稿状態、納期、チェック工程などによって変わります。

作業内容 主な料金単位 参考料金の目安 金額が変わる主な条件
文字・帳票入力 1文字 0.5~1.2円程度 手書き、専門用語、図表、レイアウト
ページ入力 1ページ 500~800円程度 文字数、表組み、画像、原稿状態
名刺入力 1枚 31円~90円程度 項目数、記載率、英字、スキャン
名簿入力 1件・1枚 8円~25円程度 項目数、手書き、重複確認
アンケート入力 1設問・1枚 0.2~5円程度/1設問、20円~の1枚単価例あり 単一回答、複数回答、自由記述
申込書入力 1件 20円~74円程度の公開例 項目数、選択設問、本人確認、校正
応募はがき入力 1枚 8円~20円程度 項目数、手書き、応募条件の確認
Web情報収集 1件・1項目 個別見積もりが中心 参照サイト数、検索条件、更新頻度
スキャン・データ加工 1枚・案件単位 個別見積もりが中心 解像度、カラー、原稿整理、OCR、加工

※上記は2026年7月15日時点の公開情報などをもとにした参考値です。税込・税別、最低発注金額、校正費、送料などは依頼先ごとにご確認ください。

作業別のデータ入力料金

文字・帳票入力の料金

契約書、冊子、報告書などの全文入力では、入力する文字数を基準に料金を計算することがあります。目安は1文字0.5~1.2円程度です。

ただし、表組み、旧字、専門用語、数式、図表が含まれる場合は、通常のテキスト入力より高くなる可能性があります。納品時に元のレイアウトを再現する場合は、ページ単価や案件単位になることもあります。

ページ入力の料金

1ページあたりの料金目安は500~800円程度です。A4用紙1枚でも、文字数や表の数によって作業量は大きく異なります。

ページ単価で比較するときは、1ページの想定文字数、図表の入力範囲、レイアウト再現の有無を確認しましょう。

名刺・名簿入力の料金

名刺入力は1枚31円から90円程度の公開例・相場があります。名簿入力では、氏名・住所・電話番号など4項目で1件8円から、10項目で19円からという公開例があります。

同じ「1枚」でも、入力項目数が違えば料金を単純比較できません。会社名、部署、役職、住所、電話番号、メールアドレスなど、入力する項目をそろえて見積もりを取りましょう。

アンケート入力の料金

アンケートは、1設問単価と1枚単価の両方があります。選択式は比較的低い単価になりやすく、複数回答や自由記述では料金が上がります。

見積もり時には、用紙枚数、設問数、単一回答・複数回答・自由記述の内訳、集計・グラフ作成の要否を伝えます。

申込書・はがき入力の料金

申込書入力は1件20円から74円程度、はがき入力は1枚8円から20円程度の公開例があります。

本人確認、記入漏れの確認、応募条件の判定、重複応募の確認まで依頼する場合は、単純入力より作業範囲が広くなるため、追加費用の有無を確認しましょう。

Web情報収集の料金

企業名、住所、URL、電話番号などをWeb上から収集する作業は、検索条件や参照するサイト数によって工数が変わるため、個別見積もりが中心です。

検索対象、除外条件、情報が見つからない場合の扱い、出典URLを納品するかまで決めると見積もりを比較しやすくなります。

スキャン・データ加工の料金

紙原稿のスキャン、ファイル名の付与、PDF分割、OCR、重複削除、表記統一、システムへのインポートデータ作成などは、入力料金とは別に見積もられる場合があります。

原稿をそのまま送る場合は、ホチキス外し、並べ替え、スキャン後の返送・廃棄も作業範囲に含まれるか確認しましょう。

データ入力代行の5つの料金形態

1. 文字単価

入力した文字数に単価を掛けて計算します。

計算式
入力文字数 × 文字単価

2. 項目単価

氏名、住所、電話番号など、入力する項目数を基準に計算します。

計算式
原稿数 × 入力項目数 × 項目単価

3. 枚数・件数単価

名刺、はがき、申込書など、1枚または1件あたりの単価で計算します。

計算式
原稿数 × 1枚・1件あたりの単価

4. 時間単価

入力対象や作業範囲を事前に固定しにくい場合は、作業時間を基準に見積もることがあります。入力に加えて確認・修正・リサーチが発生する案件で使われる場合があります。

5. 案件・月額単位

毎月発生する定常業務、システム入力、データクレンジング、集計・分析などは、案件全体または月額で見積もられる場合があります。

代行会社が公開している料金例

以下は、各社が公式サイトで公開している参考料金です。料金表だけで比較せず、入力項目と条件も確認してください。

サービス 作業 公開料金 主な条件・注意点
リスモン・マッスル・データグループ 申込書入力 税抜20円~/1件 氏名、生年月日、住所、電話番号、選択設問。項目・記載率・納期で変動
リスモン・マッスル・データグループ 名刺入力 税抜35円~/1件 企業名、部署名、氏名、住所、電話、FAX、メールなど
リスモン・マッスル・データグループ アンケート入力 税抜20円~/1件 選択型20問、自由記述1問約20文字の例
リスモン・マッスル・データグループ 応募はがき入力 税抜15円~/1件 氏名、生年月日、住所、電話、選択設問の例
おまかせデータ入力 名刺入力 31円~/1枚 8項目。税表記は公式サイトで要確認
おまかせデータ入力 名簿入力 8円~/4項目、19円~/10項目 項目数、ページ数、納期、校正で変動
おまかせデータ入力 はがき入力 8円~/4項目、12円~/10項目 納期、校正、時期などで変動

※公開料金確認日:2026年7月15日。料金は変更される可能性があります。発注前に各社へ最新料金をご確認ください。

見積もり金額が変わる10の要因

  1. 入力件数・文字数
    件数が増えるほど総額は増えますが、数量に応じて単価調整を相談できる場合があります。
  2. 1件あたりの入力項目数
    同じ名刺・申込書でも、入力項目が多いほど作業量が増えます。
  3. 活字・手書き・旧字の割合
    手書きや旧字は判読に時間がかかる場合があります。
  4. 原稿の状態
    汚れ、薄い文字、折れ、記入漏れ、書式のばらつきが料金に影響します。
  5. チェック方法
    目視確認、ダブルチェック、ベリファイ入力など、工程が増えると料金も変わります。
  6. 納期
    短納期、休日対応、夜間対応、急な増量には追加料金が発生する場合があります。
  7. 作業場所
    国内センター、海外拠点、在宅、発注企業内での作業など、管理条件が料金に影響します。
  8. 情報管理の要件
    個人情報、専用ルーム、端末制限、持ち込み禁止などが必要な場合があります。
  9. 納品形式
    Excel、CSV、PDF、システムへの直接登録などで作業内容が変わります。
  10. 追加作業
    スキャン、集計、グラフ、名寄せ、発送、原稿保管・廃棄などが追加される場合があります。

初期費用・最低発注金額・追加料金

1件あたりの単価だけでは、最終的な支払額を判断できません。以下の費用が見積もりに含まれているか確認しましょう。

  • 初期設定・仕様設計費
  • 最低発注金額
  • 原稿の受け取り・返送料
  • スキャニング・原稿整理費
  • 入力後のチェック費
  • データ加工・集計費
  • 短納期・休日対応費
  • 修正・再納品費
  • 原稿の保管・溶解・廃棄費
  • システムへのインポート費
  • 専用セキュリティ環境の費用
見積もり総額の考え方
基本料金・初期費用 + 入力作業費 + チェック費 + 追加作業費 + 原稿受け渡し費 + オプション費

発注量別の料金シミュレーション

名刺1,000枚を入力する場合

税抜35円からという公開料金例を使って単純計算すると、以下の金額になります。

計算例
1,000枚 × 税抜35円 = 税抜35,000円

実際には入力項目数、スキャン、最低発注金額、チェック工程、納期などによって変わります。

名簿3,000件を4項目で入力する場合

1件8円からという公開料金例を使った単純計算です。

計算例
3,000件 × 8円 = 24,000円

100ページを入力する場合

1ページ500~800円程度の相場を使うと、以下の目安になります。

計算例
100ページ × 500~800円 = 50,000~80,000円

アンケート1,000件を入力する場合

選択型20問と自由記述1問で税抜20円からという公開例を使うと、単純計算では税抜20,000円です。

アンケートは1設問単価と1枚単価が混在するため、料金単位と自由記述の扱いを必ず確認しましょう。

小ロット・数千件・数万件で確認すること

発注規模 優先して確認すること
小ロット 最低発注金額、初期費用、少量対応の可否
数千件 処理能力、途中納品、チェック体制、繁忙期の増員
数万件以上 単価調整、複数拠点、分納計画、テスト入力、BCP、原稿保管

内製と外注の費用を比較する方法

外注費と社員の時給だけを比べるのではなく、内製・外注の両方で発生する関連費用を含めます。

内製コスト

  • 担当者の作業時間×社内の時間単価
  • 採用・教育・引き継ぎ費
  • PC・ソフト・作業場所
  • 管理・チェック工数
  • 繁忙期の残業・増員費
  • 入力によって後回しになるコア業務

外注コスト

  • 初期費用
  • 入力・チェック料金
  • スキャン・集計などの追加料金
  • 原稿受け渡し費
  • 社内の指示・検収工数
  • 業務変更・再納品の費用

外注するメリット・デメリットを詳しく確認したい場合は、データ入力を業務委託するメリット・デメリットをご覧ください。

データ入力の料金を抑える10の方法

  1. 利用しない入力項目を減らす
  2. 原稿を種類・フォーマットごとに整理する
  3. 納品形式と列順を統一する
  4. 空欄・判読不能文字の処理ルールを決める
  5. 短納期を避け、余裕のあるスケジュールを組む
  6. 少量ずつ分けず、一定量をまとめて発注する
  7. 必要なチェック回数を整理する
  8. 紙原稿を画像・PDFにして渡せるか検討する
  9. 集計・加工を自社と委託先のどちらで行うか決める
  10. 複数社へ同じ条件で見積もりを依頼する

必要な品質やセキュリティを下げるのではなく、不要な入力項目や作業工程を減らすことが重要です。

見積もり依頼時に伝えること

以下の内容を同じ条件で複数社へ伝えると、見積もりを比較しやすくなります。

見積もり依頼テンプレート
  • 原稿の種類:
  • 原稿数:
  • 1件あたりの入力項目数:
  • 活字・手書きの割合:
  • 希望する納品形式:
  • 希望納期:
  • 分納の希望:
  • 必要なチェック方法:
  • 個人情報・機密情報の有無:
  • 原稿の受け渡し方法:
  • スキャン・集計・加工の要否:
  • 単発案件・継続案件のどちらか:

原稿サンプルを数枚添付すると、文字の状態や項目数を確認してもらえるため、見積もりの精度が上がりやすくなります。

料金以外に比較するポイント

  • 入力方法とチェック工程
  • 希望件数を処理できる体制
  • 通常納期と短納期への対応
  • 作業場所、使用端末、再委託の有無
  • プライバシーマーク・ISMSなどの認証
  • 修正可能な期間と無料修正の範囲
  • 途中報告・分納・緊急連絡の方法
  • 原稿返却・データ削除の条件

料金とあわせて会社の特徴を比較したい場合は、データ入力代行サービスおすすめ16選も参考にしてください。

データ入力代行の料金に関するよくある質問

データ入力代行の料金相場はいくらですか?

文字入力は1文字0.5~1.2円程度、ページ入力は1ページ500~800円程度、名刺入力は1枚31円から90円程度の公開例・相場があります。ただし、項目数、原稿状態、納期、チェック工程で変わります。

名刺入力はいくらで依頼できますか?

8項目で1枚31円から、別会社では8項目で税抜35円からという公開例があります。入力項目、記載率、枚数、納期、スキャンの有無によって見積もりは変わります。

アンケート入力の料金はどう計算しますか?

1設問単価で計算する方法と、1枚・1件単価で計算する方法があります。選択式、複数回答、自由記述の割合を伝え、見積もりの単位を確認しましょう。

最低発注金額とは何ですか?

少量の依頼でも発生する最低料金です。入力単価が安くても最低発注金額が設定されていると、小ロットでは1件あたりの実質単価が高くなる場合があります。

大量に依頼すると安くなりますか?

数量や納期によって単価調整を相談できる会社があります。ただし、割引の有無や条件は会社ごとに異なるため、件数別の見積もりを依頼しましょう。

短納期では追加料金がかかりますか?

追加料金が発生する場合があります。通常納期と希望納期を伝え、短納期費用、休日対応費、分納の可否を確認しましょう。

手書き原稿は料金が高くなりますか?

活字より判読や確認に時間がかかるため、料金が上がる場合があります。旧字、薄い文字、汚れ、記入漏れの割合も見積もりに影響します。

ダブルチェックは料金に含まれますか?

会社やプランによって異なります。シングル入力、目視チェック、ダブルチェック、ベリファイ入力のどこまでが基本料金に含まれるか確認しましょう。

見積もり後に追加費用が発生することはありますか?

項目追加、原稿整理、スキャン、短納期、データ加工、集計、修正、システム登録などが追加費用になる場合があります。見積書の作業範囲を確認しましょう。

個人へ依頼する方が安いですか?

小規模案件では低い金額で相談できる場合がありますが、募集、指示、進捗管理、検収、修正にかかる自社工数も含めて比較する必要があります。

見積もりには何を伝えればよいですか?

原稿の種類、件数、項目数、手書きの割合、納品形式、希望納期、チェック方法、個人情報の有無、スキャンや集計の要否を伝えます。

テスト入力は依頼できますか?

対応する会社があります。少量のサンプルで入力精度、表記ルール、納品形式、修正対応を確認してから本発注へ進むと比較しやすくなります。

データ入力代行の料金相場まとめ

データ入力代行の料金は、件数だけでなく、入力項目数、手書きの割合、チェック方法、納期、納品形式によって変わります。

見積もりを比較するときは、単価だけでなく、初期費用、最低発注金額、チェック費、スキャン・集計などの追加費用を含む総額を確認しましょう。

複数社へ同じ原稿サンプルと条件を伝え、料金に含まれる作業範囲をそろえて比較することが重要です。

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