SLGとは、「Sales-Led Growth」の略で、営業担当者(セールス)主導で商品・プロダクトを販売する事業モデルのことです。従来多くの企業でこの方式が採用されてきました。顧客との信頼関係を築きやすく、1人1人に合わせた柔軟な対応がとれる点が魅力です。意思決定者に直接コンタクトをとれる点で、トップダウン型の意思決定に適しています。
これに対して近年、PLG(Product-Led Growth)という営業手法が注目を集めています。PLGはセールス中心のSLGとは異なり、プロダクト主導で販促を行います。顧客に実際に製品を体験してもらい、購入につなげる仕組みです。ユーザーを介して販路を切り開くことから、ボトムアップ型の意思決定により適合した仕組みだといえます。
【SLG】
読み方:えすえるじー
英語:SLG(Sales-Led Growth)
例文
(1)SLGは責任者に働きかけるため、高額のサービス・製品販売により適しているとされる。
(2)SLGのデメリットとしては、営業活動が属人化しやすい点が挙げられる。