アクチュアルデータとは、マーケティングリサーチにおいて、サイトの閲覧やアプリの利用など、消費者の行動履歴から得られるデータのこと。これに対してアンケートなどを通じて消費者に質問を行うことで得られるデータをアスキングデータと呼ぶ。
アクチュアルデータはアスキングデータに比べて、長期的・大規模にデータの蓄積を行うことができるほか、何回広告に触れたかなど記憶に残らないような情報でも正確に測定することができるというメリットがある。その一方でデータの分析には高度な専門知識が必要であり、個人情報保護に関するリスクが存在するなどのデメリットもある。
【アクチュアルデータ】
読み方:あくちゅあるでーた
英語:Actual data
例文
(1)アクチュアルデータの分析だけで消費者のニーズをつかめるとは限りません。
(2)博報堂DYグループとぴあが共同で開発した「カテゴリーワークス Entertainments」など、企業同士でアクチュアルデータを共有して活用する取り組みも行われています。